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WR36DFWとWR36DAの違いについて解説します

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皆さんはHiKOKIのインパクトレンチ選びで迷われていませんか?

HiKOKIのインパクトレンチは使い勝手が良く、購入されている方も多いですが、型番ごとの違いが分かりづらいと感じる方も多いようです。

ということで今回は、HiKOKIのインパクトレンチの中でも良く候補に挙げられる、「WR36DFWとWR36DAの違い」について解説していきます。

これからインパクトレンチの購入を控えている方はぜひ、参考にされてみてください。

WR36DFの特徴

HiKOKIトップクラスのトルク性能

WR36DFの最大の特徴として、Hikokiトップクラスのトルク性能が備わっている点が挙げられます。

従来モデル比で緩めトルク最大2,100N・m・締付けトルク最大1,400N・mに向上しています。

これは国内の電動工具メーカーにおいてもトップクラスのトルク性能です。M30高力ナットであれば、3秒以内に締め付けることが可能となり、サビ付いたボルトやナットの緩め作業でも、効率的に行うことができます。

オート機能

作業効率を大幅に向上させるオート機能が搭載されています。

オート機能には設定された時間で自動停止し、ボルトの締め過ぎを防止する「オートストップ機能(正転)」、設定された時間・回転速度に自動で停止・変速し、ナットの脱落防止を補助する「オートスロー機能(逆転)」が備わっています。

締めすぎや脱落防止を保持してくれるので、クラストップクラスのトルクがあっても安心して使用することが可能です。

Bluetoothカスタマイズ機能

Bluetoothを使ってスマホとインパクトレンチを連携することが可能になりました。

HikokiTOOLSのアプリを使用し、スマホから設定を自在に調整することが可能です。リスト管理機能、製品情報確認、カスタマイズ機能があり、リスト管理機能では、Bluetooth蓄電池、対応電動工具をリスト管理することができます。

Bluetooth蓄電池の電池残量や対応電動工具の情報を一目で確認できるので、管理が簡単です。カスタマイズ機能を使えば、LEDライトの点灯時間を調整することができます。

LEDライト点灯時間調整ではLEDライト点灯のON/OFFと点灯時間を調整できます。オートストップの設定ではパワーと時間が設定できるので、細かく調整することでより安心して使用することが可能です。

カラープレート

WR36DFでは好みのカラープレートを取り付けることができ、さらに独自性を出すことできます。

カラーはチタニウムシルバー、スカイブルー、シグナルレッド、バイオレット、ライトゴールドがあり、本体色だけではなく、プレートの色を変えることで被りづらくするこも可能です。

WR36DAの特徴

AC100V並みのハイパワー

ブラシレスモーターと高出力な蓄電池により、AC100V並みの強力な締め付けトルクを実現しています。
ハイパワーなので配送設備の組み立て、普通自動車のメンテナンスはもちろん、

鉄骨接手の組み立てや、重機・農機具のメンテナンス、配管支持ボルト及びナットの締め付け、緩め、足場取付・解体作業など幅広い作業に使用することができます。

小形・軽量

WR25SE(AC100V)と比較し、重量は4.0kg軽く、全長は119mm短くなっております。インパクトレンチはハイパワーなものが多い反面、重量やサイズが大きいものが多いです。

重いインパクトレンチを長時間使用していると、身体が疲労してしまい作業に支障が出てしまいます。WR36DAは従来品よりも大幅に重量が軽量化されているので、作業のしやすさが各段に向上しました。

フリクションリング採用

フリクションリング採用により、ソケットの仮保持ができ、ピン・Oリングの取付けが簡単に行えます。
インパクトレンチのソケットは大きいものが多く、仮保持が出来ないと脱着が面倒になることも。

ソケットの脱着を頻繁に行うような人にはかなり嬉しい改善点と言えるでしょう。

WR36DFとWR36DAとの違い

締め付け能力

WR36DFで対応している普通ボルトはM12〜M36、高力ボルトはM10〜M27であるのに対して、WR36DAは普通ボルトがM12〜M30、高力ボルトはM10〜M24となります。

WR36DFでは普通ボルトも高力ボルトも、より大きいサイズを扱えるように進化しています。

トルク

最大締め付けトルクはWR36DFでは1400N・m、WR36DAは1100N・mです。なんと同じ電圧のバッテリーを使用しながら300N・m、約30%トルクが向上しています。

インパクトレンチはトルクが高ければ高いほど作業効率が上がるので、WR36DAのトルクの高さは非常に魅力的です。

回転・打撃数

WR36DFとWR36DAの回転数、打撃数に大きな差はありません。無負荷回転数はどちらも0~1,500min-1(回/分)、打撃数はWR36DFは0~2,600min-1(打撃/分)WR36DAは0~2,900min-1(打撃/分)で若干WR36DAが上回っています。

サイズ、重量

WR36DFとWR36DAでサイズや重量に差はありません。どちらも機体寸法(全長×高さ×センタハイト)は221×290×42mmと全く同じです。

重量はWR36DFが3.9kg、WR36DAが3.7㎏と殆ど同じで、持ち比べても違いが分からない重量差であると言えます。

Bluetooth機能の有無

WR36DFにのみ、Bluetooth機能が搭載されています。

HikokiTOOLSのアプリを使用しスマホから設定を自在に調整することが可能です。

リスト管理機能、製品情報確認、カスタマイズ機能を使い、充電池の残量をリスト化したり、LEDライトやオートストップ機能の調整を行えます。

WR36DAにはBluetooth機能は搭載されていないので、この点は最大の違いです。

WR36DFで新たに追加された機能面での改良について

オート機能

WR36DFでは新たに作業効率を大幅に向上させるオート機能が搭載されました。

オート機能には設定された時間で自動停止し、ボルトの締め過ぎを防止する機能などが搭載され、締めすぎや脱落防止を防いでくれます。

Bluetooth機能

WR36DAとWR36DFの最大の違いは、Bluetooth機能の有無です。

この使用感を独自カスタマイズできる機能はWR36DAには備わっていないため、この点は大きな改良となっています。

まとめ

今回はHiKOKIのWR36DAとWR36DFの違いについて解説してきました。

この他にもHiKOKIの電動工具について、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

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