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マキタ 充電式ハンディソー(MUC100DとMUC101D)の違いについて解説します

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マキタから新型のハンディソーが発売され、少し話題になっているようです。

ということで今回は、マキタから新発売された充電式ハンディソーMUC101Dと旧モデルであるMUC100Dについて、その違いを解説していきたいと思います。

小型ハンディソーの購入を検討されている方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

マキタ 充電式ハンディソー MUC100DとMUC101Dの共通の特徴について

MUC101DとMUC100Dは、マキタから発売されている18Vシリーズとスライド10.8Vシリーズに対応した、充電式の小型ハンディソーです。

100mmのガイドバーを備え、ちょっとした木材の切断作業やDIYでの庭園整備作業に利用で、また、製品仕様が18VモデルのMUC101Dとスライド10.8VモデルのMUC100Dの2つの仕様で展開。

それぞれバッテリー付属と本体のみ2モデルが販売されています。

1充電当たりの作業量は、Φ50mmヒバ材切断において18Vモデルでは約440回。スライド10.8VモデルではBL1015バッテリー装着時で約50回の切断作業が可能だと公表されています。

片手で使える小型ハンディソー

MUC100DとMUC101Dの最大の特徴は、片手で使える手軽さにあります。

一般的なチェーンソーと異なり、コンパクトな設計となっていますので、女性や普段チェーンソーの使用に慣れていない方でも、従来のチェーンソーよりも手軽に扱うことが可能です。

重量もバッテリー含めて2kgを切るため身体的な負担も少なく、長時間の作業にぴったりです。

また本体長も短くなっていますので、狭所や入り組んだ場所での取り回しがよく、細かい枝払い作業などでも活躍します。

チェーンオイル自動給油

MUC100DとMUC101Dの両方が、チェーン部の給油を自動で行う機能である「チェーン自動給油機能」が備わっています。

オイルタンクが装着しており、定期的に給油される仕組みとなっています。

また、残量が分かりやすいオイルタンクキャップを採用しているので、補給時期が分かりやすくなっているのが非常に使いやすい設計となっています。

チェーンテンション自動調整

チェーンソーのメンテナンスで欠かせない作業といえば、テンションの管理だと思います。

このMUC100DとMUC101Dの両方のモデルには、チェーンの張り具合を自動で調整する「チェーンテンション自動調整機能」も備わっていますので、レバーを緩めて締めなおすだけで、簡単にテンションの調整をおこなうことができます。

樹脂製ハンドガード

ハンドガードが柔らかい樹脂製で作られているのも特徴の一つで、ハンドガード自体が柔らかく変形するため、入り組んだ場所での作業時にジャマにならず、取り回しの良さが従来品と比べて改善されています。

防滴・防じん「アプト」

マキタの防滴・防じんを保証する「アプト」が備わっているのも特徴の一つです。

チェーンソーは屋外で作業することが多い為、防滴・防じんは必須の機能の一つ。激しい環境下での利用でもある程度の範囲をカバーしてもらえる点は、すごく強みになると感じます。

ただし、水や粉じんによって故障しない事を保証する完全防水などとは異なり、水や粉じんによる影響が抑えられるように設計されている点には注意が必要です。

MUC100DとMUC101Dの違いについて

1MUC100DとMUC101Dの共通の特徴について理解したところで、本題の両機種の違いについて解説していきたいと思います。

MUC100DとMUC101Dのバッテリーの違い

MUC100DとMUC101Dの大きな違いとしては、まず使用できるバッテリーの種類が異なる点が挙げられます。

MUC100Dの特徴はバッテリーがスライド式10.8Vバッテリーを採用しているのに対して、MUC101Dはマキタ製品の主流である18V帯のバッテリーを採用しています。

その他の電動工具とバッテリーを共有させたいとお考えの場合は、このバッテリーの違いをまずは理解しておく必要があります。

MUC100DとMUC101Dの価格の違い

まずは販売価格の違いが挙げられますが、メーカー希望小売価格の差は僅かなものとなっています。

MUC100Dが32,800円(税抜)なのに対して、MUC101Dは33,800円(税抜)と価格は1000円ほどの差となっています。

そして、僅かな差ですが、MUC101Dが高い金額となっています。

MUC100DとMUC101Dのサイズの違い

MUC100DとMUC101Dとでは本体サイズの違いも見られますが、こちらも僅かな差となっています。

MUC101Dが408×90×249(mm)に対し、MUC100Dは383×90×220(mm)となっており、MUC101Dの方が多少大きな設計となっています。

MUC100DとMUC101Dの重さの違い

続いて重量の違いについてですが、MUC101Dが1.9kg、MUC100Dが1.4kgとなっており、0.5kg(500g)ほど、MUC101Dの重量が重くなっています。

重量は長時間利用を想定した利用方法なら、重視するポイントだと思います。

そして、500gの差は意外と侮れないため、サイズ感が問題なければ、MUC100Dが1.4kgとなっていますので、おすすめだと感じます。

MUC100DとMUC101Dの1充電あたりの作業量の違い

MUC100DとMUC101Dの作業量の違いとしては、MUC101Dは440本であるのに対して、MUC100Dは73本と大幅に違います。

本体重量や大きさなどで不利になっているMUC101Dですが、1充電あたりの作業量という視点で見てみると、MUC100Dの約6倍の本数を切断できる点は、大きな違いであり、差別化のポイントだと感じます。

作業量が多い場合はMUC101D一択でしょう。

MUC100DとMUC101Dの付属品の違いについて

MUC100DとMUC101Dの付属品の違いとしては、両機種ともにチェーンカバーとチェーンオイルが付属するので違いはありません。

MUC100DとMUC101Dで何が違うのか?

MUC100DとMUC101Dでは価格、バッテリー、サイズ、重さが異なりますが、いずれも僅かな違いとなっています。

ですが、作業量に関しては圧倒的な違いがありますので、MUC100DとMUC101Dのどちらかで迷われている方の場合は、作業量を軸に考えてみると失敗が少ないと感じます。

今買うならMUC100DとMUC101Dのどれがおすすめ?

前述したとおり、MUC100DとMUC101Dの大きな違いは1充電あたりの作業量にありますが、それでも作業量以外の部分でもオススメな機種がことなりますので、それぞれの良い点についてまとめてみました。

MUC100Dがオススメな人

MUC100Dの良いところは、重量が1.4kgとかなり軽量な点だと感じます。MUC101Dよりも500gも軽いため、長時間作業する可能性あり、尚且つ、スライド10.8Vを複数所有している方にはオススメです。

また、一日の切断本数の目安を把握している方で、一回の作業で、70本以下の切断しか行わない方の場合も、MUC100Dをオススメします。

あとはスライド10.8Vバッテリーで利用できる、その他の電動工具をお持ちの方にもオススメです。

逆に18Vバッテリーの工具が中心の場合は、新たにスライド10.8Vバッテリーを購入する必要があり、初期投資の面やランニングコストの面でも失敗だと感じるかもしれません。

MUC101Dがオススメな人

MUC101Dの優れている点は、圧倒的な切断本数だと感じます。

1充電あたりの作業量が新モデルであるMUC101Dは440本であるのに対して、旧モデルであるMUC100Dは73本の木材しか切断できません。

確実に、まる1日かけて広大な敷地面積の剪定作業をされる場合は、MUC101Dの購入をオススメします。

MUC101Dの方が6倍ほど上回っており、一度の作業量に関してはMUC101Dが非常に優れていますので、いくつもバッテリーを持っていく手間や何度も充電する手間を省けて便利です。

とくにバッテリーの所持数が少なく、18Vバッテリーを複数の電動工具で使いまわしたい方におすすめしたいと感じます。

まとめ

今回はマキタの充電式ハンディソー「MUC101DとMUC100D」の違いについて解説してきました。

チェーンソーについて知っておきたい知識は、まだまだたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで、チェーンソー選びの参考にされて見てください。

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