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マキタと日立(HiKOKI)、メーカーはどちらに統一するべきか

電動工具、とくにインパクトドライバーで有名なメーカーといえば、マキタとHiKOKIが2大メーカーとして君臨しています。

両メーカーとも、国内シェア率では1位と2位を争うほどで、品質や機能性差の面に置いても僅差であると言われています。

そうなると、これから電動工具を揃えていこうと考えているだと『どちらにメーカーを統一するべきか』という問題が出てくると思います。

そこで具体的な違いや機能・メーカーの特徴をまとめましたので、どちらを選べばいいか本記事がお役に立てればと思います。

マキタの特徴

マキタは国内シェア率が60%という、国内でもNo.1の実績を持っているメーカーです。

実は日本のみに留まらず、世界40カ国以上で事業を展開しています。製品の品質も非常に高く、丈夫でなかなか壊れにくいです。そのため世界各国の職人さんからも、強い信頼を寄せられています。

なんといっても顧客へのフォローが優れており、依頼があれば「修理3日体制」というサービスを提供中です。また商品ラインナップが幅広く、バッテリーも使い回せるのでステップアップにも優れています。

 

下記はラインナップの一例です。

  • インパクトドライバー
  • 丸のこ
  • コードレス掃除機
  • 充電式ラジオ
  • コーヒーメーカー

なんと上記のラインナップは、同じ電圧であればバッテリーを使い回せます。非常に幅広く、フォローもハイレベルなので初心者にもおすすめです。

HiKOKIの特徴

 

HiKOKI(ハイコーキ)は、もともと日立工機というブランドでした。しかし2017年に日立製作所からKKRグループへ売却され、社名とブランドの変更をしています。

名前こそ新しいものの歴史やノウハウはそのまま引き継がれ、以前の日立工機と変わりありません。マキタと比較して独自技術が盛り込まれており、スペック値では計り知れない能力を見せるときがあります。

その技術力に惹かれ、マキタではなくHiKOKIを愛用し続ける職人さんも多いです。もちろんラインナップも幅広く、国内トップシェアのマキタに全く負けていません。

両社とも実用上では大きな違いがないため、どうしても認知・知名度の高いマキタに軍配が上がってしまっている状態です。

メーカーをマキタで統一した方が良い人

電動工具のメーカーをマキタで統一したほうが良い人は、下記の3点に当てはまる人です。

  • 幅広いラインナップから選びたい人
  • とにかく買って安心なものを購入したい人
  • 手厚いサポート体制がほしい人

それぞれ詳しく解説していきます。

 

幅広いラインナップから選びたい人

マキタはラインナップ数が非常に幅広く、かなり選びやすくなっています。

モデル数は下記のとおりです。

  • 40VMAXシリーズ79モデル
  • 18Vシリーズ310モデル
  • 14.4Vシリーズ144モデル

インパクトドライバーだけでも、エントリーモデルからフラッグシップモデルまで選べます。さらに同じ電圧であればインパクトレンチやドライバードリル、ワークライトから草刈り機とバッテリーを使い回せるのは大きな利点です。

今後ステップアップを考えていなくとも、カタログを見ているだけで何かと便利なものは欲しくなってしまうでしょう。

もしDIYに使う上でインパクトドライバーさえあれば十分でも、バッテリーを使いまわして下記のような作業で役立てられます。

  • 夜間作業で使うワークライト
  • 庭の芝生刈り
  • 居室の掃除にコードレス掃除機
  • 電源がない場所でコードレス扇風機を使用
  • 車の空気入れにエアポンプ

電動工具だけではなく、日常生活でも使えるラインナップが展開されているのは非常に魅力的です。

 

とにかく買って安心なものを購入したい人

マキタは長く愛用され続けてきた歴史があり、多くの職人さんからも信頼されているほど製品の品質が高いです。またアフターフォローも整っており、万が一の修理も3日体制で完了させようとする安心感があります。

製品自体も素晴らしく、何かあっても万全なフォローをしてもらえるなら迷わず購入できますよね。「初めて購入するものだから、失敗したくない」「購入するならせめて良いものがほしい」

上記のように考える方であれば、マキタを選んでおけば間違いがありません。

 

手厚いサポート体制が欲しい人

電動工具に限らず、家電や電力で動く製品は故障時のフォローが大切です。しかし、多くの場合は故障しても下記のような流れから時間がかかってしまいます。

  1. 店頭やサポートセンターで受付
  2. 製品を修理場所へ発送
  3. 修理場所での問題特定と見積もり
  4. 修理開始
  5. 受付場所へ発送

このような流れを組むのが一般的で、どうしても修理を依頼してから手が離れる期間は長くなってしまいます。

ところがマキタの場合は営業所が各主要都市にあり、直接の持ち込みがしやすいです。

 

さらに営業所単位で修理が行える体制となっているため、非常にスムーズなフォロー体制が築かれています。

 

HiKOKI(日立)で統一した方が良い人

HiKOKIで統一したほうが良い人は、下記の3点に当てはまる方です。

  • パワーや独自技術に惹かれる人
  • バッテリーの充電速度を気にする人
  • 互換性を重視したい人

それぞれ詳しく解説していきます。

 

パワーや独自技術に惹かれる人

マキタと比べ、HiKOKIは独自技術やパワー・スペックを重視している設計です。

例えばインパクトドライバーにはHiKOKI独自のトリプルハンマが組み込まれていたり、業界最速の締め付けスピードを実現したりとスペックが高め。実際のところトルク値が高過ぎても、受けとなるネジ自体の強度が耐えきれなくなってしまいます。

そのためスペック値で比較しても大差が見えず、実際に使ってみてからその技術力を知ることも多いです。

HiKOKIはまさに「見えづらい部分」でのこだわりが強く、スペックシート以上の使い勝手と独自技術が魅力と言われています。またフラッグシップモデルでは、マキタのインパクトドライバーだと搭載LEDが2灯です。

しかしHiKOKIのWH36DCでは3灯式となっており、影ができにくい配灯となっています。

 

バッテリーの充電速度を気にする人

HiKOKIはマキタと比較して、バッテリーの充電速度が早い傾向にあります。例えば主力シリーズの18V6.0Ahで比較した場合、マキタのBL1860Bはフル充電で40分です。

しかしHiKOKIのBSL1860は30分となっており、全体的に見てもHiKOKIのバッテリーは充電速度が早くなっています。連続使用を考えるなら、バッテリーの充電速度は早いほうが作業性は高いです。

ちょっとした休憩時間でもフル充電が行えるので、いざというときにサッと充電して使えるでしょう。

そしてバッテリーの重量もほぼ同じ重さになっており、マキタと比較すればHiKOKIのほうに軍配が上がります。

互換性を重視したい人

例えばマキタの場合、DIY用とプロ用でバッテリーが違います。HiKOKIの場合はプロ用のバッテリーをDIY用に使用しており、互換性はマキタよりも優位です。

ほかにもHiKOKIはマルチボルトバッテリーを発表していて、36V製品でも18V製品でも使える便利なシリーズが販売されています。

マキタを選んだ場合は40Vmaxシリーズにするか、18Vシリーズにするかで悩んでしまうでしょう。しかし、HiKOKIであればどちらもバッテリーが使い分けできるため、導入費用も安く済むしメリットが多いです。

新たに18V機を買うか36V機を買うかで悩む場合でも、HiKOKIは18V機に付属するバッテリーもマルチボルトバッテリーへ置き換えています。

そのため電圧を問わず後から購入できるため、互換性を考える方はHiKOKIを購入しておくと利用しやすいです。

マキタと日立(HiKOKI)の決定的な違いについて

マキタと日立(HiKOKI)の決定的な違いは、下記のとおりです。

  • マキタの営業力
  • HiKOKIの技術力

どちらも非常に優れている特徴であり、僅かな違いが国内シェアを分断しています。

 

マキタの営業力の違いについて

マキタは営業力が強く、下記の3点からHiKOKIに差を付けています。

  • 修理3日体制
  • 独自の販売ルート
  • ラインナップ数の多さ

マキタの修理3日体制は非常に信頼感が高く、安心して修理を任せられてすぐに完了してもらえる体制です。

また独自の販売ルートから一般ユーザー向け、プロ向けまで多くの顧客へと商品を届けています。どんなにいい製品を作っていても、広い範囲で知られなければ購入するキッカケにもなりません。

 

さらに客層が幅広いだけではなく、電動工具から園芸用品まで多数のラインナップを取り扱っているのが特徴です。

エントリー向けの10.8Vシリーズから40Vmaxシリーズまで選べるため、多くのユーザーがマキタ製品を選択しています。

ソフト面での強みがマキタです。製品そのものというよりも、アフターサービスや口コミの影響が非常に大きいでしょう。

HiKOKIの技術力の違いについて

独自技術と互換性、幅広い技術力を提供しているのがHiKOKI独自の強みです。なんと最近では、14.4Vシリーズと18Vシリーズの互換性も保てる商品が販売されています。

高スペック製品に関してはマキタよりも世に送り出すのが早く、技術力ではかなりHiKOKIのほうが優れている印象です。

スライド丸のこに関しては独自のスライド構造を搭載しており、マキタよりも優れていると職人さんの間でも話題になるほど。

そのためハード面で優位なHiKOKIと言われています。独自機能とスペック以上の扱いやすさから、その価値を感じられる人にとって最適です。

まとめ

今回は、国内の2大トップメーカーであるマキタと日立(HiKOKI)について、具体的な違いや機能・メーカーの特徴をまとめ、解説しました。

電動工具選びには、この他にもまだまだ知っておきたい事前知識がたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで、工具選びの参考にされてみて下さい。