HiKOKIの振動ドリル DH18DPAとDH18DPBの違いは?選び方について
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HiKOKIから発売された振動ドリル「DH18DPA」と「DH18DPB」には、どんな違いがあるのでしょうか。
この記事では、「DH18DPA」と「DH18DPB」の違いや使い分け、購入するならどっちを買うべきかなどに焦点を当てて解説してきたいと思います。
ぜひ、工具選びの参考にしてみてください。
DH18DPAとDH18DPBの特徴や違いについて
HiKOKIには、コードレスハンマードリルで発売されたばかりの2機種があります。
型式もDH18DPAとDH18DPBの表記で、型式上の違いも微々たるものです。実際にどちらを購入しようか迷う方もいらっしゃいますよね。
そこでそれぞれの特徴について解説していきますので、ぜひ気になるものをチェックしてみてください。
DH18DPAの特徴について
DH18DPAは、2020年10月に発売されたばかりのコードレスハンマードリルです。
見た目はD形と呼ばれる形状で、重心が下にあります。
出典元:18V コードレスロータリハンマドリル:DH18DPA (hikoki-powertools.jp)より
このDH18DPAは従来製品よりも、およそ23%速い穴あけスピードを実現しました。
また防振ゴムがハンドルとの接合部に使われており、ハンドルに伝わる衝撃を緩和しています。こちらも従来製品と比較し、18%ほどの低振動を実現。より長い時間の作業ができるよう配慮されている設計です。
スペックとしては下記のとおりとなっています。
1回の充電で作業できる目安は、下記のとおりです。
ほかにもオートストップ機能がついており、穴あけ時間を記憶してくれます。この機能により連続して穴あけをする際に役立つため、作業効率を上げることが可能です。
※穴あけの深さを保証するものではないので、ばらつきが気になる場合はデプスゲージを併用してください。
DH18DPBの特徴について
DH18DPBは、2020年2月に発売となったコードレスハンマードリルです。
先に発売されているDH18DPAと違い、ガンタイプの形状となっています。
出典元:18V コードレスロータリハンマドリル:DH18DPB (hikoki-powertools.jp)
このDH18DPBは従来機であるDH18DSLより、およそ44%速い穴あけスピードを実現しました。国内の電動工具メーカーにおいても、同クラスのスピードはトップクラスです。(HiKOKI調べ)
小径サイズの穴あけは使用頻度も高いため、DH18DPBの使用はおすすめできます。
スペックは下記のとおりです。
1充電当たりの作業量は、下記が目安です。
ほかにもオートストップ機能や、急激な負荷に対応するリアクティブフォースコントロール機能がついています。
機能面ではほぼDH18DPAと変わりありません。
DH18DPAとDH18DPBの違いについて(スペックや機能)
まずDH18DPAとDH18DPBは、スペックや機能がほぼ同一です。
両機種のスペック比較
ほかにも1充電当たりの作業量目安は、全く同一の表示となっています。
違いとしては見た目の形状と、防振ゴムによる振動軽減かどうかの部分が大きいです。
見た目に関しては下記の表を参考にしてください。
大きさや見た目だけで言うと、DH18DPAはやや大きめで重さもあるように感じられます。重心も下にあるような印象となり、安定感は高いです。
対してDH18DPBは扱いやすいガンタイプとなっています。重心もバランスが良く、下向き・横向きであっても作業しやすい設計となっています。
ただしDH18DPBのみ防振に配慮された設計はありません。手や腕への振動を気にされる場合は、注意が必要でしょう。
両機種の決定的な違いは?選び方について
両機種の決定的な違いは、ほぼ見た目のみに集約されます。D形かガンタイプかの違いです。
ただし作業時において、使い分けをするような違いはありません。用途も同じになっているので、余計に悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
作業だけで見るなら、ガンタイプであるDH18DPBのほうが取り回しもよく、軽量で扱いやすいです。また細かな違いですが、D形のDH18DPAはトリガーが小さくなっています。
対してガンタイプのDH18DPBはトリガーが大きく、かけられる指の本数に違いが出るでしょう。握ったときの力を込める具合や、作業時の安定性から考えると、DH18DPBのほうが「グイグイ押し込んで行ける感」があります。
その違い以外はほぼスペックも同じなため、あまり大きな違いは得られないかもしれません。
どちらかで悩んだ場合は、比較的取り回しもよく、トリガーが大きく握り込みやすいDH18DPBがおすすめです。
まとめ
今回は、「DH18DPA」と「DH18DPB」の違いや「使い分け」、「購入するならどっち」というテーマで、解説してきました。
この他にも、知っておきたい工具の知識について解説した記事がありますので、ぜひ、その他の記事も参考にされてみて下さい。
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