TD170DRGXと171DRGXの違いについて解説します
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TD171とTD170には、共通機能として「楽らくモード」が搭載されています。
この楽らくモードの性能差が大きな違いですが、実はこの他にも知っておきたい違いがあったりします。
この記事では、「td170drgxとtd171drgxの違い」について、余すところなく解説していますので、これからお買い替えをご検討中の方はぜひ、読んでみて下さい。
■TD170DとTD171Dの全長の違いは?(ヘッドの比較)
TD170とTD171の全長の違いは1mmでした。TD171Dの方が、気持ち『小さくなったな』くらいの変化ですね。
実際に2つを見比べても「小さくなったよ」っと言われなければ気づかないレベルでした。
奥:TD171D、手前:TD170D
全長対決だと、わずかな差ではありますが、TD171Dの方に軍配が上がります。
では、重量はどうでしょうか。
■TD170DとTD171Dの重量の違いは?(重量の比較)
TD170とTD171の重量の違いは100g。TD170Dが1.4kgに対し、TD171Dが1.5kgとなっています。軽さでは、旧モデルのTD170Dが勝っていますね。ですが、100gの差なので重さの違いもそれほど感じられません。
では、トルクの違いはどうでしょうか?
■TD170DとTD171Dのトルクの違いは?(トルクの比較)
TD170とTD171のトルクの違いは5N・m。旧モデルと比べ、わずかな変化ではありますが、今回の改良により他社最新モデ
ルと同等の水準になっています。トルクだけみると、TD171Dのトルク値は180N・mですので、TD170Dより性能が高いです。
続いて、ライトの性能について比較していきましょう。
■TD170DとTD171Dの明るさの違いは?(ライトの比較)
TD170DとTD171Dでは、ライトの位置が違います。TD171Dからは、ヘッド付近にライト位置が見直され、公式サイトによると視認性(見やすさ)が向上しているようです。またこの改良により、TD170DではLEDライトが一つでしたが、TD171Dからは二つに増えています。
こちらの動画は、hakaihanさんと言うハンドルネームでyoutube上に動画を投稿されている方の比較動画です。
新旧モデルでの明るさの違いが分かりやすいので、ご紹介したいと思います。
ライト位置がトリガー上部からヘッド付近に変更されたことで、影ができにくく、また、ライトの数も二つに増えているので、明るさもTD170より性能が上がっており、『夜間作業のしやすさ』では、国内外問わず上位に入ると感じます。
ちなみに、「夜間作業時の使いやすさ」を意識している製品TD171DRGXは、「デウォルトのDCF887M2(LED3灯)」や 「MAXのPJ-ID152(LED2灯)」などがありますね。
では、続いてビットブレの違いについて見ていきましょう。
■TD170DとTD171Dのビットブレの違い(ビットブレの比較)
TD171DRGXの目玉と言えば、「ゼロブレ」だと思います。ゼロブレとは「ビットブレが大幅に抑えられる仕組みのこと」で、TD171DRGXから採用されました。
では、TD170DRGXとTD171DRGXのビットブレの違いを見てみましょう。
※こちらの動画も、hakaihanさんが投稿されている比較動画です。
ビットのブレ方が全然違いますね。カムアウトの原因は、ビットブレも関係しているので、これはかなり良い改善ではないでしょうか。
もちろん、使用するビットの種類や摩耗具合、トルク、ビスの材質や状態などもカムアウトの原因なので、ゼロブレが採用されたTD171DRGXでも、完全に無くすことはできません。ですが、TD170DRGXと比べる確実にしづらくはなっているのではないでしょうか。
■TD170DとTD171Dの「楽らくモード」の違い(モードの比較)
TD170DRGXとTD171DRGXの大きな違いに、「楽らくモードの仕様変更」があります。TD170DRGXから登場した「楽らくモード」ですが、TD171DRGXではその機能がさらに強化され、より多くの場面で使えるようになりました。
■TD170Dの楽らくモードと打撃モード
出典元:株式会社マキタ公式サイト「TD171D製品紹介ページ」より
TD170Dでは自動変速機能に加え、テクスモードと4種類の打撃モード(弱・中・強・最速)が採用されていました。
■TD171Dの楽らくモードと打撃モード
出典元:株式会社マキタ公式サイト「TD171D製品紹介ページ」より
TD171Dでは、従来の楽らくモードに改良を加え、4種類の打撃モードと4種類のモードを採用しています。とくにボルトモードとテクスモードの一部機能には、TD170Dには無い機能を備えていますので、「便利さ」で評価するなら、TD171Dに軍配が上がります。
また、トリガー上部の手元ボタンで打撃モードの切り替えができる点や良く使用するモードを登録できる「メモリー機能」も便利だと思います。ですが、機能が複雑なので、「使いづらさ」を感じる人もいます。
出典元:株式会社マキタ公式サイト「TD171D製品紹介ページ」より
■モード切り替えの補足
メモリー機能使用時に注意したいことが一つあります。それは、「メモリー機能の使用中は、手元ボタンで打撃モードの切り替えが出来なくなる」という点です。再度、手元ボタンで打撃モードの切り替えをおこないたい場合は、「メモリー機能の解除」が必要です。
ちなみに、メモリー機能を使用中でも、打撃ボタンを押すことで、打撃モードの切り替えが出来ます。
続いて、充電時間について見ていきましょう。
新型充電器の性能と従来品の違いは?(充電時間の比較)
出典元:株式会社マキタ公式サイト「TD171D製品紹介ページ」より
TD171DRGXを購入するとセットで付いてくる急速充電器ですが、従来モデルでは無く、こちらも新型モデルとなっています。これまで発売されていた充電器だと、6.0Ahバッテリーをフル充電するには約55分ほど必要でしたが、このDC18RFでは、約40分で済みます。
旧モデルと比べ15分の短縮化に成功してますが、日立工機の場合は、6.0Ahバッテリーを約30分で充電ができるので、急速充電器の性能は、これからに期待でしょう。
まとめ
今回は、TD171DシリーズとTD170Dシリーズの違いを中心にご紹介してきました。
TD171DRGXで注目したい改良点は以下の5つ。
- ●楽らくモードの仕様変更
- ●ライト位置の変更
- ●打撃切り替えモードの追加
- ●ビットブレの改善
- ●急速充電器
特にゼロブレとライト位置の変更は、TD171Dの強みではないでしょうか。
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