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グルーガンの使い方について解説します

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ハンズクラフト西日本最大級の工具専門リユースショップです。

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当店は創業20年以上、工具・家電を中心に扱うリユース専門館です。お買取りした中古品を綺麗にメンテナンスして新たな価値を吹き込み、福岡・北九州地域を中心に沖縄や山口・広島まで9店舗を展開中です。各記事は工具専門のスタッフや、工具・家電の修理専門部門が監修・執筆しています。

手芸やDIYの世界では、グルーガンを利用した工作物に取り組む機会も増えてきました。そのため、多くのクリエイターや職人にとってグルーガンは重要な道具となっています。

グルーガンは意外と奥が深く、使用するグルーガンの種類によって特性が異なりますし、グルーガンで接着できるものの中にも得意と不得意が存在します。

ということで今回は、グルーガンの使い方について解説していきます。

これからDIYなどでグルーガンを使用する予定のある方は、ぜひ参考にされてみてください。

グルーガンで接着できるものは?

グルーガンは、多くの素材に対して接着できる便利なツールです。とはいえグルーガンで接着できる素材って、どんなものがあるの?と思うかもしれません。

グルーガンは以下のような用途や素材に対して広く利用されています。

  • 紙や布: カード作りや布の補修。
  • 革とフェルト:バッグや財布の修理、ハンドメイドの革製品制作。
  • 木材:木材間や他の素材との続き。木工やモデル作成に便利。
  • 発泡スチロール: 模型や製作作品。
  • 布地とプラスチック: ザラついたプラスチックの次や、プラスチックと布地の次。
  • 装飾品やジュエリー:宝石、ビーズ、パールの取り付け。

しかし、鉄やガラス、重量のある素材への接着は向いていません。グルーガンを使用する場合は、 使用素材や作業に応じて、その後の強度や耐久性を考慮する必要があります。

スティック径の太さの使い分けは?

グルーガンにはグルースティックが必須です。しかしグルースティックはその太さが異なっており、どの径を選んだらいいか悩むことがあるでしょう。

ここではグルースティックの種類と、大きさの使い分けについて解説します。

スティックの種類と使い分け

グルーガンの種類は大きく分けると5種類に分けられます。

一般的な熱溶解スティック

これは最も一般的なタイプで、多くの素材に対応しています。手芸から木工まで、用途は多岐にわたります。主な直径は11mmまたは7mmで、100円ショップでも手に入れられる便利なスティックです。

透明スティック

見た目がきれいな続きが必要な場合には、透明スティックがおすすめ。 装飾品やジュエリー作りに特に便利で、後の部分が目立たないようにすることができます。

カラフルなスティック

アートや装飾作品で色が必要なときは、カラフルスティックが最適。色付きの後継剤で作品に彩りを加えましょう。

高強度スティック

こちらは特に木材や金属といった耐久性が求められる素材への接続に最適です。強力な接続力が特徴で、しっかりと固定したい場合に使いましょう。

低温スティック

熱に敏感な素材、例えば布地やプラスチックには、低温スティックが最適です。素材を求めずに次にできるので、安心して使用できます。

上記のスティックは、接着時の環境や特徴に合わせて選択されます。

スティックの径や特性によって接着の強度や用途が変わるため、特性を理解した上で最適なスティックを選んでみてください。

スティック経の大きさの使い分けは?

スティック径の大きさ(11mmと7mm)の使い分けは、どういったものを接着するかで変わってきます。

以下にそれぞれのシーンで使い分け例をまとめましたので、どちらを使えばいいか悩む際は参考にしてください。

11mmのスティック

11mmのスティックは通常スティックよりも太いため、大きな面積の接着に向いています。7mmのスティックより多くの接着剤が必要な場面で役立つでしょう。

例えば大きな面積や、広範な部分の接着に適しています。家具の修理や木材の接着、強力な接着が求められる場面で選択するのがおすすめです。

また、ある程度の耐久性が必要な場合にも11mmのスティックが向いています。というのも、重い素材や高負荷のかかる部分への接着なら、より多くの接着剤が必要だからです。

7mmのスティック

7mmのスティックは細いため、細かな作業やデリケートな素材の接着に適しています。手芸や模型作成、装飾品の制作に使用されることが多いです。

その他にも、布地やプラスチックなど、熱に敏感な素材への接着に向いており、素材を傷つけずに接着するような場合に7mmのスティックが向いています。

また、微調整が必要な場合にも7mmスティックは向いています。

7mmスティックは細かい作業に向いており、グルーを少しずつ出したり微調整したりできます。そのため、仮固定や細かく配置を変えて様子を見たいなら、オススメのスティックサイズです。

低温タイプと高温タイプの違いについて

グルーガンには低温タイプと高温タイプがあり、それぞれ加熱する温度帯・溶解温度が異なっています。

ではどちらがどういう特性を持つのでしょうか。詳しく解説していきます。

低温タイプの特徴

グルーガンを選ぶ際、低温タイプと高温タイプの違いを理解することは非常に重要です。 まずは低温タイプの特徴について解説します。

溶解温度

低温タイプは約120〜135℃の温度で動作しますので、熱に弱い素材にも安心して使用することができます。

接着力

高温タイプに比べて、低温タイプの接着力はやや弱めです。

価格

初心者や小規模な作業を行う場合にオススメで、高温タイプよりも1本あたりの単価が安い傾向にあります。

熱に敏感な素材との相性

布地やプラスチックなど、熱に弱い素材との組み合わせには低温タイプが最適です。素材を傷めずに安全に接着することができるため、繊細な作業にも向いています。

高温タイプの特徴

次に高温タイプの特徴について解説します。

溶解温度

高温タイプのグルーガンは約160〜180℃の範囲で動作しますので、強固な接着力が可能です。しかし、素材によっては傷めてしまう場合もありますので、使用する場面が限られます。

接着力

低温タイプと比較すると、高温タイプは強力な接着力を持っています。そのため、重量のある素材同士の接着や耐久性を求められる場合のオススメです。

価格

一般的に、高温タイプのグルーガンと専用のグルースティックは低温タイプよりも高価なものになります。

低温タイプと高温タイプの使い分けについて

グルーガンの低温タイプと高温タイプの使い分けは、素材の特性によって異なります。以下にそれぞれ、タイプ別の最適使用シーンをまとめました。

低温タイプの使用シーン

【熱に弱い素材への接着】

布地やプラスチックといった、熱に弱い素材への接着に向いています。素材を傷つけることなく、安全に接着できるでしょう。

【一時的な接着】

接着剤を後で剥がす必要がある場合や、一時的な接着が必要な場面で有用です。手芸やハンドクラフトで利用されます。

【細かな作業】

低温タイプは7mmの細いスティックを使用することが一般的で、細かな作業やデリケートな素材への接着に相性が合うでしょう。

高温タイプの使用シーン

【耐久性が必要な接着】

高温タイプは接着力が強く、木材や金属のような耐久性が求められる素材への接着に適しています。強力な接着が必要なら高温タイプを選びましょう。

【重い素材への接着】

重い素材や高負荷のかかる部分なら、高温タイプが相性抜群です。たとえば、家具の修理や補修で使用されます。

【速乾性が求められる場面】

高温タイプは早く固まるため、速乾性が求められる場面で重宝されます。

【強力な接着が必要な場合】

高温タイプの接着力は低温タイプよりも強力なので、強固な接着が必要な場合に最適です。

グルーガンと瞬間接着剤の違いや使い分け

グルーガンを選ぼうと思った際、状況によって瞬間接着剤を選んだほうが良いのか悩む場面があるでしょう。

どちらがどういった特性を持つのか、詳しく知りたいときもありますよね。

この項目では両者の大きな違いと、使い分けシーンについてまとめました。

グルーガンと瞬間接着剤の大きな違いについて

グルーガンと瞬間接着剤の大きな違いについて説明します。

接着速度と硬化時間の違い

グルーガンは本体で溶かしたグルースティックを素材に塗布し、冷えて固めることで接着ができます。硬化時間は約1分。

一方グルーで接着している間の微調整が可能で、冷却が進むまで位置を調整できます。

瞬間接着剤はその名の通り、数秒で素材を固定してしまうでしょう。接着剤が塗布された瞬間から素材が固まり始め、硬化までの時間が非常に短いです。

接着力の違い

グルーガンの接着力は、低温タイプと高温タイプによって異なります。

一般的に高温タイプのグルーガンは強力な接着力を持ちますが、低温タイプは接着力がやや弱い傾向です。

瞬間接着剤は接着力が非常に高く、素材同士を素早く固定。接着強度はグルーガンの高温タイプよりも高いです。

ニオイの違い

グルーガンは一般的に、接着剤特有の強いニオイが少ないです。ペットや小さな子供がいる環境で使用する際に好まれることがあります。

しかし瞬間接着剤は、使用時に強いニオイがすることも。

上記のように、グルーガンと瞬間接着剤は特性が異なります。

瞬時に強力な接着を必要とする場合は瞬間接着剤が適しており、作業の中断や微調整が必要な場合はグルーガンを選択すると良いでしょう。

グルーガンと瞬間接着剤の使い分けについて

グルーガンと瞬間接着剤の使い分けは、用途によって異なります。そのため接着剤の特性に合った、使い分けのシーンをいくつかまとめました。

グルーガンを使用する場面

【中断・再開が多い場合】

作業を途中で中断して再開する可能性があるなら、グルーガンが適しています。グルーガンのスティックが冷えても再加熱で再利用できるため、作業しやすいです。

【微調整が必要な場面】

接着位置を微調整する余地がある場合、グルーガンの冷却が進むまでに位置を調整できます。

位置を確定させる前に微調整が必要な作業なら、グルーガンを使用すると良いでしょう。

【強度が必要な素材の接着】

木材や金属といった強度が求められる素材の接着なら、高温タイプのグルーガンが適しています。強力な接着力が必要ならグルーガンがおすすめです。

瞬間接着剤を使用する場面

【速乾性が求められる場面】

素材をすばやく接着したい場合、瞬間接着剤が最適です。瞬時に硬化するため、迅速な作業を要する場面で利用されます。

【緻密な作業】

小さな部品や細かな作業には、瞬間接着剤が向いています。微細な接着が必要なジュエリーや模型製作はおすすめです。

ただし瞬間接着剤によって、白化するものがあるので注意しましょう。白く曇ってしまうと、作品に影響を与える場合があります。

【持続的な接着力が必要な場面】

接着した素材が長期間にわたって強固に固定させたい場合、瞬間接着剤が有用です。

【素材の種類によって使い分け】

特定の素材に対して、グルーガンよりも瞬間接着剤が適している場合があります。例えばプラスチックや金属といった、グルーガンの接着に向かない素材です。

そういった場合は瞬間接着剤を利用したほうが良いこともあるでしょう。

どちらを選ぶかは、素材の特性に基づいて行ってください。使い分ければ、より効果的な接着が可能になります。

グルーガンの使い方

実際にグルーガンを使おうと思った際、どのように使っていけばいいか悩むこともあるでしょう。

この項目ではグルーガンの使い方について、詳しく解説していきます。

使い方について注意点を踏まえながらまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

どんなときにグルーガンを使うのか?

グルーガンは、さまざまなシーンで役立つ便利な工具です。以下にいくつかの具体的な場面をまとめました。

【DIY】

グルーガンは木工や家具の修理、装飾品の作成といったDIYに活用できます。

木材やファブリックの接着に使用すれば、強固な接着によりキレイな仕上がりが実現可能です。

【工作や手芸】

小さなパーツを接着する手芸や模型作成、アクセサリーの制作にも利用されます。緻密な作業に向いており、細かな部品をしっかりと固定するのに最適です。

【修理作業】

木材や布地の家具やアイテムの修理にも良いでしょう。割れたり剥がれたりした部分を接着して、復元する際に便利です。

【装飾や飾り付け】

イベントや季節ごとの装飾、ギフトのラッピング、カードの制作で利用されます。速乾性のあるグルーを使用すれば、素早く装飾を行えるでしょう。

【プロトタイプ作成】

グルーガンは、簡易的なプロトタイプやモックアップの制作にも活用されます。素材を一時的に固定できますし、アイデアの具現化を強く支援してくれるはずです。

【アート作品の制作】

キャンバスや紙素材の接着に使用されることもあります。アート作品やコラージュ作品の制作に役立つでしょう。

【家庭用修理】

ほんの小さな修理作業から、破損した飾りや装飾品の修復まで幅広く利用されます。ただし強固な接着が必要な場面、屋外利用では適していません。

【工業用途】

工業環境でも、様々な素材を接着する際に利用されます。生産ラインや製造工程での仮固定や接着作業に用いられることも。

グルーガンはその使い勝手と幅広い用途から、様々な場面で活躍する工具です。ニーズに応じて適切なグルーガンを選び、効果的に活用してみてください。

グルーガンの接着は何分待つべき?最低何秒で固まる?

グルーガンの固まり具合は、使用するグルーガンの種類や温度設定によって異なります。

  • 低温タイプのグルーガン:低温タイプの場合、約1分程度で固まることが多いです。短い時間で接着を完了させられます。
  • 高温タイプのグルーガン:高温タイプの場合、約30秒から1分程度で固まるでしょう。低温タイプよりも早い固まりを実現します。

ただし温度や湿度、使用するグルーガンのブランドやモデルによっても異なる点に注意が必要です。

具体的な固まり時間は製品の説明書を参照するか、実際の使用で試してみてください。

また固まり具合を確認する際は、つまようじやペン先で変形しないか軽く触ってみましょう。指で直接触れると火傷するので、注意が必要です。

グルーガンで糸が引かないようにする方法

グルーガンを使用する際に、糸が引くことはよくある現象です。しかし下記の方法を試せば、糸を最小限に抑えられます。

  • 速く引く
  • 余分なグルーを切る
  • 余分なグルーを拭き取る
  • 棒やツールを利用する
  • 使用するスティックの種類

グルーガンから接着剤を出すときに、一気に速く引けば糸を引きにくくできます。

またグルーを引き終えたあと、余分なグルーを切るためにガンをくるくる回転させる方法も効果的です。

余分なグルーを布や紙で拭き取るのも、糸が引きにくくなる効果を得られるでしょう。残ったグルーが糸引きに影響することも多いです。

ほかにも引かれた糸を直接、別の棒やツールで巻き取る方法もあります。面倒じゃなければ、この方法が一番手っ取り早いかもしれません。

一部のグルーガンは、糸が引きにくい特殊なグルースティックを使用できます。商品によって異なるため、使い勝手を検討してみてください。

上記の方法を試してみて、自身の作業スタイルやグルーガンに合った最適な方法を見つけましょう。

グルーガンが接着できない素材について

グルーガンは多くの素材に対して接着力を発揮しますが、一部の素材に対してはうまく接着できないことがあります。

接着できない素材としては、以下のようなものがあるでしょう。

【高温で溶ける素材】 グルーガンは熱を使用して接着するため、高温で溶ける素材(例:ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン)には使用しづらいです。

【油分を含む素材】 油分を含む素材(例:ゴム、シリコーン、一部のプラスチック)はグルーガンの接着力を弱めることがあります。

【滑らかな表面】表面が滑らかでざらつきが少ない素材(例:ガラス、金属、一部のプラスチック)だと、グルーガンの接着力が不十分な場合も。

【高耐熱素材】高温で耐える素材(例:セラミック、耐熱ガラス、一部の金属)の場合、グルーガンの低温タイプだと効果的な接着が得られにくいです。

【柔らかい素材】柔らかい素材(例:フォーム、一部のゴム)は、グルーガンの高温で固まった際に縮むことがあり、接着が弱くなる場合もあります。

上記の素材に対しては、ほかの接着剤や接着方法を検討するほうが適切です。

使用後のグルーガンの冷やし方について

グルーガンを使用したあとの冷やし方には、いくつか注意点があります。具体的なポイントは以下の3点です。

  • 完全に冷めるまで触らない
  • 作業台に置いて冷ます
  • 本体を清潔に保つ
  • 収納する前は完全に冷やす
  • グルースティックは本体に残しておく

グルーガンの先端や本体は、使用中にとても熱くなります。使用後は十分に冷えるまで、触らないようにしてください。火傷の危険を避けるためです。

使用した直後なら、作業台や平らな場所に置いて冷却させましょう。熱を逃がせば、急速に冷えます。

またグルーガンの外側に付着したグルーを取り、本体を清潔に保つことが大切です。実はゴミやグルーがついていると、本体の冷却効率が低下。

長期間の使用も影響を及ぼす可能性があるので、注意しましょう。

片付ける際も、必ず完全に冷えるまで待ってください。熱いまま収納すると残っているグルーが溶けてしまい、本体や収納場所についてしまう可能性があります。

グルーガンに挿入したままのグルースティックは、作業が終わったあともそのままにしておくのがおすすめです。無理に抜き取る必要はありません。

上記の注意点を守れば、使用後の冷却と収納を安全かつ効果的に行えるでしょう。

グルーガン使用時の下に敷くものについて

グルーガンを使用する際は、下記のものを下に敷いて作業しましょう。

  • 受け皿
  • キッチンペーパーまたは新聞紙
  • 専用スタンド
  • 使い捨てのアルミホイル

熱くなったグルーガンから滴るグルーを受けるため、皿や容器を用意しましょう。周囲の作業スペースを汚さずに済みます。

ほかにもキッチンペーパーや新聞紙を敷いておくと、すぐ剥がれるしそのまま捨てやすいです。

グルーガンに付属しているスタンドや、別途購入できる専用のスタンドも良いでしょう。本体を安定させつつ、滴ったグルーを受けられます。

またアルミホイルも冷却効率が高いので、すぐ冷えて簡単に取り除ける点からおすすめです。

上記アイテムを使用し、作業中に落ちたグルーを効率よく集めましょう。

グルーガンを使う際の注意点

グルーガンは非常に便利なツールですが、同時に注意すべき点もあります。

注意点を守れないと火傷や事故につながる恐れがあるため、正しく注意点を理解して使用しましょう。

グルーガン使用時に注意するべきこと

グルーガンを使用する際に注意すべきことは、以下の通りです。

  • グルーガンの熱に注意
  • 換気を確保する
  • 溶けた接着剤の処理
  • 作業場の保護
  • 電源の確認
  • 作業中の小物

グルーガンは熱を発するため、ノズルだけではなく本体も熱くなります。操作中や作業後も触れる部分に注意し、火傷を防ぐため保護手袋の着用がおすすめです。

また接着剤のニオイは少なめですが、念のため換気は行ってください。通気が良い場所で作業するか、窓を開けて空気を循環させましょう。

グルーが滴ってしまうこともあるので、落ちないように注意しつつ、必要であれば作業場にキッチンペーパーや受け皿を敷いて置くのもおすすめです。

作業する場所を適切に保護しましょう。熱い接着剤が落ちたり、作業中に周囲へ散らばったりすることもあります。作業台や床を保護シートで覆っておくと安心です。

グルーガンを使う前に、作業範囲を確認してみてください。コードが短いと、作業時に誤って引っ掛けてしまう恐れがあります。

ほかにも作業中、使用する小物や素材が溶けないよう注意しましょう。とくに繊細な素材やプラスチックは、高温によって変形や損傷を受ける可能性があります。

上記の注意点を守れば、安全かつ効果的にグルーガンを使用できるはずです。

グルーガンのノズルの向きには要注意

グルーガンのノズルは、向きに注意しなくてはなりません。なぜなら安全性と故障の防止に関わっているからです。

ノズルを上向きにして置くと、溶けた接着剤が逆流するかもしれません。

するとノズル内部で溶けた接着剤が固まり、本体の故障原因になることがあります。正しい向きにノズルを保てば、リスクを回避できるでしょう。

また逆流した接着剤が冷却されて固まった場合、次回の使用時にスティックを挿入するのが難しくなることもあります。

いずれもグルーガンの故障につながりやすいので、十分注意しなくてはなりません。

ノズルを下向きに保つと安全性を確保でき、故障を防げます。作業中や使用後、グルーガンを置く際には必ずノズルを下に向けておくことが重要です。

グルースティックに使用期限

一般的に、グルースティックには使用期限があまり設定されていません。

しかし長期間保管した場合や環境によって、グルーが変質する可能性はあります。特に高温や直射日光に長時間さらされると、変色したり硬化したりするでしょう。

できるだけ涼しい場所や直射日光の当たらない場所に保管し、密閉容器に入れておくのが良いです。

また購入した際のパッケージに、製造日や賞味期限が記載されている場合も。事前にパッケージを確認し、参考にすることも一つの方法です。

使用する際にはグルースティックが変色していないか、硬化していないかを確認してから使用してみてください。

まとめ

今回は、グルーガンの使い方に解説してきました。

グルーガンについては、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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