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100均(ダイソーやセリア)のグルーガンとマキタのグルーガンの違いについて解説します

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ダイソーやセリアで売っているグルーガンは、コストパフォーマンスの高さが魅力的です。

対してマキタ互換のグルーガンになると、値段は倍以上。そこで気になるのが、両者の違いだと思います。

ということで今回は、100均のグルーガンとマキタ互換のグルーガンの違いについて解説していきます。

100均のグルーガンとマキタのグルーガンの大きな違い

マキタからはグルーガンのラインナップが無いものの、マキタバッテリーを使用できる互換グルーガンが販売されています。今回はこちらについてまとめました

100均のグルーガンとマキタ互換のグルーガンは、おもに機能性と価格面で違いがあります。

100均のグルーガンに見られる特徴

【価格】

100均で販売されているグルーガンは、非常に低価格で購入できます。(ただしほぼ200円以上で販売されていることが多め)

一般的なグルーガンは安くても1,000円ほどするため、コストパフォーマンスがとても高い製品です。

【基本的な機能】

一般的にシンプルなデザインで、基本的な機能を持っています。ただし細かい温度調節や、高度な機能は期待できません。

【耐久性と品質】

品質は一般的な使用に耐える程度です。比較すると、耐久性が高いとは言えません。長期間の頻繁な使用には向かない場合もあるでしょう。

【作業効率】

一般的に予熱時間が長いことや、液ダレが発生しやすい傾向です。使い方によって、作業効率が低下する可能性もあります。

マキタ互換のグルーガンに見られる特徴

【価格】

マキタ互換のグルーガンは、マキタの電動工具と同じバッテリーを使用します。そのため100均商品と比べると高価です。

ただしバッテリーに関しては信頼性が高いといえるでしょう。グルーガン本体はややつくりにチープさが見られる製品もあります。

【性能と機能】

マキタ互換の製品は、高度な性能と機能を備えていることがあります。温度調節や作業効率の向上、便利な機能が付いているものを選ぶと良いでしょう。

【耐久性と品質】

バッテリーに関してはブランドの信頼性により、耐久性や品質が高い場合があります。長期間の使用も問題ありません。

しかし本体に関しては、品質がやや低い場合もあります。一般的には同じ形状の互換製品が出回っており、どうしても作りが甘く見えるかもしれません。

【作業効率】

高品質な製品は予熱時間が短く、作業効率が向上する可能性があります。液ダレの問題も少ないです。

マキタ互換製品は大半OEM品ですが、100均製品より作業効率は向上するでしょう。

総合的に100均のグルーガンはお試しや軽い作業に向いている一方で、長期的な使用や高度な作業には限界があります。

対してマキタ互換のグルーガンは、ブランドの信頼性と高品質な性能を期待できるでしょう。

ただしあくまで互換品ですので、マキタ製品のような信頼性は得られません。

用途の違いはあるのか?

100均のグルーガンとマキタ互換のグルーガンは、一般的には同じ接着作業を行うための道具です。

しかし品質や性能の違いによって、用途に違いが出ることもあるでしょう。以下に用途の違いをまとめました。

100円ショップのグルーガン

軽作業や短期的な使用に向いています。100均のグルーガンは低価格で手に入るため、軽い工作やDIY作業、短期的な使用に最適です。

例えばちょっとした修理や手芸、小さな工作に使用するならまったく問題ないでしょう。

初心者向けにもおすすめです。操作が簡単で基本的な機能しかないので、接着作業が初めての方や子供たちにもおすすめできます。

マキタ互換のグルーガン

100均グルーガンと比べ、マキタ互換のグルーガンは性能が高いです。よりプロフェッショナルな作業を求めるなら、コストパフォーマンスに優れています。

例えば、建築現場や大規模な工作で使用するとよいでしょう。

ほかにもマキタ互換の製品は、温度調節や作業効率向上の機能を備えているものもあります。より高度な作業に最適。

大量の接着作業を行う場合や、特定の素材を高品質に接着するなら有用です。

またバッテリー自体が高品質なので、長時間の使用や安全性も高め。マキタの電動工具を持っているなら、ぜひ選択したいところです。

100均グルーガンは手軽な作業に向いており、マキタ互換のグルーガンはより高品質で高性能な作業に向いているといえるでしょう。

強度の違いに差はあるのか?

一般的に100均のグルーガンとマキタ互換のグルーガンは、接着強度に差がある可能性もあります。製品の品質や性能の違いが大きいです。

100均のグルーガン

ダイソーやセリアで手に入るグルーガンは低価格で、一般的には基本的な接着作業に向いています。

ただし製品自体は安価に抑えているため、製造品質や性能が制限されるのは避けられません。

同じグルーを使えば大きく変わらないものの、厳密に言えば接着強度も比例する形で制約されることがあります。

マキタ互換のグルーガン

マキタ互換のグルーガンは100均商品よりも高性能であり、作業効率が高いです。高品質な素材や工法により、接着強度が向上することもあります。

一般的にはより高温のグルーを使用できるため、耐久性や接着力が高い作業にも向いているでしょう。(7mmの低温タイプ仕様もあり)

接着強度は使用するグルースティックや作業内容によっても異なるため、製品ごとに詳細な仕様やレビューを確認することが重要です。

高品質なグルーガンはプロユーザーや高度な作業を行う方にとって、より信頼性のある選択肢となります。

プロ用モデルのグルーガンと100均モデルのグルーガンの違い

100円ショップのグルーガンと、プロ用モデルのグルーガンにはいくつかの違いがあります。以下にいくつかの違いを挙げてみましょう。

【品質と耐久性】

プロ用モデルのグルーガンは、高品質な素材と製造プロセスを使用して作られています。製品自体の耐久性が高い傾向です。

一方で100均モデルのグルーガンは低価格なため、どうしても製品の品質や耐久性が劣ってしまうでしょう。

【接着強度と作業範囲】

プロ用モデルのグルーガンは、一般的により高い接着強度を提供してくれます。幅広い素材や作業に対応でき、あらゆる場面で役立つでしょう。

100均のグルーガンは基本的な接着作業向けに設計されており、接着強度や使用可能な素材が制限される場合もあります。

【温度と速度】

プロ用モデルのグルーガンは通常、高温タイプと低温タイプの切り替えができるものや、高速加熱機能を備えたものがあります。

さまざまな素材に対して適切な温度と速度で接着でき、応用できる範囲も広いです。

対して100均モデルのグルーガンは、基本的には簡単な使い方を想定。高度な温度調整や速度設定は搭載されておらず、使用方法によって作業が制限される場合もあるでしょう。

【付属品と機能】

プロ用モデルのグルーガンは、便利な機能や付属品を備えています。例えばスタンドや交換可能なノズル、温度調整機能です。

100均モデルのグルーガンは基本的な機能のみを有することが多く、特別な機能はほとんど付けられていません。

総合的に言えばプロ用モデルのグルーガンは、より高度な作業や要求の高いプロジェクトに向いています。

100均モデルのグルーガンは初心者や幅広いユーザー向けに設計されていますが、耐久性や機能性には限定があることを覚えておくと良いでしょう。

マキタのグルーガンのメリットとデメリットは?

マキタ互換のグルーガンは、実はいくつかのメーカーが販売しています。

本項目ではもっとも手に入りやすい、中国製品のマキタ互換グルーガンについてまとめました。

それぞれメリットとデメリットをご紹介しますので、ぜひ購入前の参考にしてください。

メリット

マキタ互換のグルーガンを使用するメリットはいくつかあります。以下にその主なメリットを挙げてみましょう。

【高出力と高性能】

マキタの18Vバッテリーを使用するため、AC電源のグルーガンに匹敵する高出力と高性能を実現します。

一般的な充電式グルーガンよりも、大量の作業や厚めの素材に接着しやすいです。より難易度の高い作業にも対応可能なのもポイント。

【バッテリー共有】

マキタの電動工具にも共通の18Vバッテリーを使用できるため、既にマキタのバッテリーを持っている場合は選択しやすいです。

バッテリーの交換や充電もスムーズに行えます。

【充電式でポータビリティ】

充電式のマキタ互換グルーガンは、コードが不要でありながら高出力を実現。屋外や場所によらず、便利に使用できます。

作業範囲が広い場所でも、電源の心配がなく作業可能です。

【作業効率向上】

高出力なため、スティックのグルーを素早く溶かして吐出できます。また一般的な充電式グルーガンよりも電源が安定しており、作業効率が向上しやすいです。

とくに大がかりな作業や量産作業なら、マキタ互換のグルーガンを選ぶと良いでしょう。

【幅広い用途への対応】

高出力&高性能なので、細かな作業から大型の接着まで幅広い用途に対応できます。例えば木工やホビー、工作、修理作業といった多岐にわたる場面で有用です。

【経済的】

マキタ互換グルーガンは、高価なプロ向けモデルと比較しても経済的な選択肢です。

一般的に充電式グルーガンを選択すると、付属するバッテリーは専用設計になっています。

中にはバッテリーが取り外し不可で内蔵されており、寿命が来ると廃棄しなくてはなりません。

その点では高性能なバッテリーを互換品として使用できるので、経済的です。

一方でバッテリーの重さによる持ち方の工夫や、安定使用のために練習が必要かもしれません。

デメリット

マキタ互換のグルーガンを使用する際のデメリットもあります。以下にその主なデメリットを挙げてみましょう。

【初期費用】

マキタ互換のグルーガンを利用するためには、マキタの18Vバッテリーを別途購入する必要があります。

初めて購入する際にはバッテリー代がかかるため、初期費用が高くなるでしょう。

【バッテリーの重さ】

マキタの18Vバッテリーは高出力な一方で、充電式グルーガンにしては少々重量があります。

一般的な充電式グルーガンは専用品になっているものの、軽量化や使いやすさに重きをおいているのが特徴です。

比較するとマキタ互換グルーガンを利用した際、持ち方や操作に若干の違いが出てくることは覚えておかなくてはなりません。

【重心の移動】

マキタの18Vバッテリーを装着するため、グルーガンの重心が大きく下へ移動しやすいです。持ち方やバランスの調整が必要になる場合もあるでしょう。

長時間の作業で手が疲れてしまう可能性もあります。

【バッテリーの充電管理】

バッテリーを充電しておく必要があるため、適切な充電管理が必要です。バッテリーが空になると作業が中断されてしまいます。

基本的な充電は付属の充電器に差し込むだけなので、残量さえ気にしていれば問題はありません。

【耐久性の不安】

マキタ互換のグルーガンが安価である場合、一部のユーザーは耐久性に不安を感じることがあります。

とくに今回ご紹介している中国製品のマキタ互換グルーガンは、やや作りがチープというレビューも見受けられました。

長期的な使用でバッテリーに問題はなくても、本体に障害が発生する恐れは想定しておく必要があるでしょう。

【日本国内のサポート不足】

マキタ互換の製品は、一部の輸入業者を通じて個人輸入しています。日本国内でのサポート体制は制限が多いです。

故障や問題が発生した場合の対応は注意しましょう。

上記のデメリットを考慮すれば、適切な選択が行えるはずです。とくにマキタ互換のグルーガンは、マキタバッテリーを持っている方ならコストパフォーマンスが高いです。

使い勝手や耐久性を含めて総合的な判断を行い、購入するか決めてみてください。

100均のグルーガンのメリットとデメリットは?

100均のグルーガンは、100円ショップですぐ手に入るので見かける方も多いでしょう。

ではどういったメリットがあって、どんなデメリットがあるのでしょうか。

それぞれ詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

メリット

100均のグルーガンを使用するメリットは、以下のような点が考えられます。

【手軽な価格】

なんといっても100均のグルーガンは、非常に手頃な価格で入手できるのが魅力。

初めてグルーガンを試す場合や、短期間の使用を考えている場合にも負担が少なく済みます。

【初心者向け】

グルーガンを初めて使う方にも、100均グルーガンは比較的簡単に取り扱えるツールです。

必要最小限ながら、100均の製品は基本的な機能を網羅。初心者の方が簡単に使い始めるなら最適な選択です。

【軽量で持ちやすい】

一般的に100均のグルーガンは軽量で、持ちやすいデザインが多いです。短時間の作業や軽作業に向いており、手の疲れも最小限に抑えられます。

【簡易なDIYや工作に適している】

小規模なDIYや手作り工作に適しています。シンプルな接着作業を行う際に便利で、創造的なアイデアを実現するのにも役立つでしょう。

【気軽に試せる】

100均のグルーガンは、100円ではなく200円ほどで売られていることが多いです。

とはいえホームセンターで売られているグルーガンと比較しても、その価格差は5分の1以下。気軽に試すなら、間違いなく100均モデルでしょう。

必要に応じて高機能なモデルに移行することもできるので、手始めに触る製品としては最適な選択です。

【予備や緊急時に便利】

急な修理や接着作業が必要な場合、100均モデルが手元にあると便利です。例えばプロモデルに移行したとしても、廃棄せず持っておくことでリスクヘッジが取れます。

※故障時に代替利用する、緊急を要する際に予備的な使い方をする。

もともと安価なので、緊急用にすぐ購入するとしても抵抗が少ないでしょう。

100均のグルーガンは手軽な価格で、簡易な接着作業を行う際に便利な選択肢となります。機能も必要最小限だからこそ、扱いやすく効率的です。

デメリット

100均のグルーガンを使う際のデメリットは、以下のような点が考えられます。

【接着力の限界】

100均のグルーガンは低価格である以上、高価なモデルと比べて接着力が劣る場合もあります。大きな負荷や耐久性を求める作業には適していないかもしれません。

基本的に接着力はグルーが重要なものの、温度調整や扱いやすさで接着時に影響を及ぼすことがあります。

【作業効率の低下】

一部の100均グルーガンは、グルーの出しやすさや作業効率に難がある場合もあります。

グルーが不均一に出てしまったり、トリガーの操作が不安定だったりすると、作業が滞ってしまうでしょう。

また100均モデルは品質が安定しているものの、中にはすぐ壊れてしまうものもあります。

ホームセンターで購入するモデルなら、100均モデルと比較して不意に壊れてしまうリスクが少ない傾向です。

【耐久性の問題】

低価格の製品はどうしても耐久性が低く、長期間の使用には向かないことがあります。

部品の劣化や故障が早いタイミングで発生するので、頻繁に使うなら最初から価格を見て購入したほうが良いかもしれません。

【グルースティックの選択肢が限られる】

100均のグルーガンには、特定のサイズ・タイプのグルースティックが適合しないこともあるでしょう。

他メーカーのスティックが使用できない場合、選択肢が限られてしまうことも。使用を考えているグルースティックがあれば、適合状況を確認してみてください。

一般的なスティックなら、他メーカーであっても使用は問題ない場合が多いです。

【操作性の不足】

一部の100均グルーガンは、操作性が悪いモデルもあります。トリガーの操作が困難だったり、グルーガンが持ちにくかったりする場合です。

プロ用モデルになると扱いやすさも設計段階で盛り込まれているため、操作性で難を感じる場面は少ないでしょう。

【作業の精度】

接着位置を正確に調整する作業の場合、100均モデルは精度に難がある可能性もあるでしょう。精密な作業には向かないかもしれません。

【加熱時間の遅さ】

100均モデルのグルーガンは、加熱に時間がかかりやすいです。加熱部の出力を上げると価格が高くなるため、意図的に出力を抑えてあります。

作業効率を重視する場合、加熱時間の遅さが不便に感じてしまうこともあるでしょう。

上記のデメリットを考慮し、100均のグルーガンが利用シーンに合っているか想定してみてください。

一般的な接着作業や軽作業に向いているものの、作業量が多い場合や効率を求める際には限界があります。

まとめ

今回は100均のグルーガンとマキタ互換のグルーガンの違いについて解説してきました。

この他にもグルーガンについては、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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