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トラクターのメーカー一覧と特徴について解説します

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これから本格的に農業をはじめる方の中に、トラクターの購入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、いざトラクターを購入しようと思った際、一番悩むのがメーカー選びだと思います。

ということで今回は、トラクターの主要なメーカーの特徴や一覧をご紹介したいと思います。

これからトラクターの購入を控えている方は、ぜひ参考にされてみてください。

主要な国内トラクターメーカーの一覧と特徴

まずは国内の主要なトラクターメーカーの一覧と特徴を解説していきます。

クボタ

農業用機械メーカーと言えば、「クボタ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

クボタは国内最大手の農機具メーカーで国内シェアNO1はもちろんのこと、海外でもそのシェア率は上位にランクイン。

国内シェアは全体の約4割を占め、世界でも日本を代表する農機具メーカーのひとつです。

クボタの特徴としては、「故障しづらさ」が挙げられるほど、耐久性の評価が高く、故障が少ない製品として世界中の農家からの高い支持を得ています。

現在でも80年代から90年代に製造された古いモデルが国内外問わず、現役で活躍しているという話はよく聞く話で、中古市場でも高い人気を誇ります。

特に発展途上国では80年代や90年代の古いモデルの人気があり、耐久性が高いクボタの製品は中古車価格は同等の年式、馬力の他社メーカーを圧倒する高水準で流通しています。

ヤンマー

ヤンマーが創業されたのは1912年ですが、2013年に現在の持ち株会社である「ヤンマーホールディングス株式会社」に名称を変更し、ホールディングス経営を武器に様々な分野の製造・開発を担っています。

ヤンマーと言えば、ヤンマーディーゼルのイメージが強いと思いますが、実は農業用機械も製造しています。

創業当初はガス発動機の販売などを主戦場としていたのですが、1921年に「動力籾すり機」の販売をきっかけとして、農機具の製造や開発にも力を注ぎ始めたと言われています。

世界シェア率を見ても上位にランクインするほど世界中の農家から支持を得ており、現在では、クボタの次に国内シェアを獲得しています。

ヤンマーは元々、発動機(エンジン)を専門としていたことからディーゼルエンジンのノウハウを持っており、クボタ同様に故障の少ない農機具メーカーとして定評があります。

その裏付けとして、トラクター市場への参入こそは後発組のヤンマーでしたが、現在ではその売上規模は約7800億円を誇り、イセキなどの他メーカーの追従を許しません。

その他の特徴としては操作性の良さが挙げられ、他メーカー製よりも操縦性が良いとも言われています。

イセキ(井関農機)

イセキは愛媛県松山市に本店所在地を置きつつ、東京にも本社拠点を構える農機具メーカーです。創業は1926年。

トラクター市場への参入は1960年代半ばだと言われており、ヤンマーよりも後発組です。

こちらも古くから農機具と向き合い続けてきた老舗メーカーのひとつで、国外シェア率では上位にはランクインしていないものの、国内シェア率で見ても農機全体では2位のヤンマーに、劣らない国内シェアを誇っています。

イセキのトラクターの特徴としては、他社製品よりも小型種のトラクターが多く販売されており、中規模程度の農業用に向いている製品が多いです。

販売価格も他社製品と比べて手頃な価格帯の物が多く、初期費用を抑えつつ、高品質なトラクターが買えると、今でも根強い人気を誇ります。

三菱マヒンドラ農機

三菱マヒンドラ農機株式会社は、2015年にインドのメーカーであるマヒンドラ&マヒンドラ社が三菱重工業から株式の33.3%を取得し、社名変更となった比較的新しいメーカーです。

新しいと言ってもそのブランドの歴史は古く、元々の会社である佐藤造機株式会社が1950年代後半から大型農機具市場に参入し、古くからコンバインやトラクターなどを販売や開発を行っていました。

現在では三菱傘下の農機具メーカーとして国内シェア4位の売上規模を誇ります。

ちなみにその技術力には確かなものがあり、国内シェアトップのクボタ製品のOEM製造を担っていたということもあり、安全性と高い耐久力を兼ね備えたトラクターが多いです。

主要な海外トラクターメーカーの一覧と特徴

次に主要な海外メーカー製のトラクターについて解説していきます。

ジョンディア(ディア・アンド・カンパニー)

世界シェアNo.1農機具メーカーで、ジョン&カンパニー社が製造と販売をおこなっています。

アメリカに本社を置く農機具や建設機器の製造・販売メーカーとなっており、日本での知名度はあまり高くありませんが、知る人ぞ知る老舗ブランドです。

日本でもヤンマー経由で同社製品を購入することができ、会社自体の時価総額は15兆円超えだと言われています。

ジョンディアの主力製品は100馬力以上の製品が多く、どちらかといえば大企業農業向けの製品が多い点が特徴となっています。

ニューホランド

CNHインダストリアルという会社のメーカーのひとつで、世界シェアは3位となっています。ニューホランドは北海道に日本ニューホランド株式会社があり、日本でも知名度のある海外メーカーだったりします。

2000年には、トラクター・コンバインの販売台数が世界ランキング1位を記録するほどの人気を誇り、建設機械の分野でも世界3位の実力で、あのコマツに迫る勢いです。

ちなみに、ニューホランドの一部製品はクボタがOEM製造していますので、クボタ製品に見た目が似ているトラクターも存在します。

また、日本での営業拠点は全国に49箇所もあり、サポート力にも力を注いでいるメーカーです。

マッセイファーガソン

ジョンディア、ニューホランドに並ぶ、日本で馴染みのある海外メーカーがマッセイファーガソンです。
世界シェア4位のAGCOの傘下で、日本の中古市場でもよく見かけるメーカーのひとつだと思います。

「ファーガソンシステム」というけん引力を増加させる画期的なシステムを開発した有名な会社でもあり、日本ではエム・エス・ケー農業機械株式会社が輸入代理販売をおこなっています。

また同社製品の「Massey Ferguson 5713 SL」は2016年にドイツで開催されていたアグリテクニカ国際農業技術展でベスト・ユーティリティー賞を受賞しており、その高い技術力を評価されています。

フェント

フェントは、 1930 年にドイツのアルゴイ地方のマルクトバードルフでクサーバー・フェントによって設立された80年以上の歴史があるドイツの農業機械メーカーです。

フェントはトラクター、コンバインハーベスター、ベーラー、伸縮式ハンドラーなど、幅広く開発・製造をおこなっており、同社製品の豊富なアタッチメントを付け替えることで、牽引から耕うん・種まきまで幅広く作業を1台でカバーできる特徴があります。

ただし、とにかくデカい製品が多く、大規模農業向きな製品が多い点には注意が必要です。

中古トラクターを購入する際の注意点

最後に中古トラクターを購入する際の注意点について解説していきます。

整備済みのトラクターを購入する

整備状況の確認をすること

販売業者によっては整備済みで販売or未整備で売っているところもある

未整備品を買った場合、不調になるリスクが高くなり、エンジンまわりの不調の場合は新たにトラクターを買い直す必要があるケースも有る

整備していないぶん価格は安くはなりますが、メンテナンス費用などを考えると割高になることが多い

部品供給があるか?修理は可能か?

車などでも当てはまる話ですが、供給部品の有無や修理が可能かどうか?は中古品を購入する上で一番気をつけたいポイントです。

古い年式のものを購入した場合はとくに注意したいのですが、修理用の各種パーツがメーカーの生産が中止になっている場合があり、修理業者でも代替パーツなどが手に入らず、断られることがあります。

型の古いトラクターは、導入費用を抑えられるメリットが強みですが、一歩間違うと高額修理の可能性があったり、最悪の場合は修理不可で新たにトラクター購入するケースも存在します。

そうならないためにも、製造から10年以上経過した中古トラクターの購入はよく考えてから購入することをオススメします。

また、製造メーカー自体が倒産している場合も修理ができない可能性がありますので、そういった視点でのメーカー選びも大切になってきます。

ここで少し話がそれますが、中古トラクターを買う際に注意したいポイントを「ラウズch-Hide」さんの動画で分かりやすく解説してくれていますので、良かったら確認されて見てください。

トラクターの稼働時間

最後に気をつけたいポイントとして挙げるのが、トラクターの稼働時間です。

一般的にトラクターの寿命は10年〜20年程度だと言われており、しっかりとメンテナンスをおこなっても2500時間前後で買い替えをする必要があると言われています。

もし、購入したいトラクターの稼働時間が1000時間を超えている場合は特に注意が必要で、トラクターの定期的なメンテナンスが必要だったり、安全に使用できる稼働時間が短くなっている点にも気をつける必要があります。

中古トラクターを購入する場合には稼働時間を確認し、長く使いたい場合はなるべく稼働時間の短いものを選ぶことが大切になってきます。

ちなみに、稼働時間はトラクターのアワーメーターという部分で確認できますし、多くのサイトや販売店では、稼働時間を目立つ場所に掲示していることが多いですので、そのあたりもしっかりと確認してから購入することをオススメします。

まとめ

今回は、トラクターの主要なメーカーの特徴や一覧を中心に解説してきました。

トラクターをはじめとする農機具については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。