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MAXの高圧釘打機(50mm/65mm/75mm/90mm)の新旧モデルのスペックの違いについて解説します

目次

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MAXから発売された高圧釘打機には様々なミリ数のモデルが販売されています。

その中でも今回は、「50mm/65mm/75mm/90mm」の高圧釘打機の新旧モデルのスペックを比較していきたいと思います。

これから高圧釘打機の購入を控えている方は、ぜひ、参考にされてみてください。

 

まずは、マックスという会社について簡単にご紹介していきます。

マックスとは

マックス株式会社とは、1942年に創業した東京都中央区日本橋に本社を置く機械メーカーです。東証一部上場の大企業で、従業員数は約3000名、資本金は123億円を超えます。

そんな大企業のマックス株式会社ですが、初めて耳にした方も多いのではないでしょうか。実はマックス株式会社はステープラーと釘打ち機が主力製品となるので、職人の方でないと聞き慣れないという方も多いと思います。

ちなみにステープラーとはホッチキスのことで、針で紙を綴じる文具のことを指しますが、実は、内装工事の現場などでも利用される工具のひとつでもあります。

地域によっては「ジョイントやガッチャンコ、鎹(かすがい)」と呼び方が変わりますが、基本的にはどれも同じ工具のことを指しています。

そして、マックス株式会社は釘打ち機に関しては国内最大手のメーカーの一つだったりします。

マックス 高圧釘打機の新旧スペック比較

マックス株式会社について知ったところで、次に本題である「50mm/65mm/75mm/90mm」帯、それぞれのモデルの新旧モデルの比較に移りたいと思います。

まずは、「HN-50N4(D)とHN-50N3(D)の違い」について解説していきます。

高圧釘打機50mm HN-50N4(D)とHN-50N3(D)の違い

まずは旧型モデルである「HN-50N3(D)」のスペックをご紹介します。

続いて新作 HN-50N4(D)のスペックです。

それぞれの項目について解説していきます。

サイズ、重量の増加

スペック上の違いですが、まずは重量が若干重くなっている点が挙げられます。本体の長さも長くなっている事から重量が重くなったと考えられます。約200gの増加なので、僅かな違いだとは思いますが、それでも長時間の使用時には、負担の大きさが違ってくる重さだと感じます。

基本スペックの違いについて

HN-65N4(D)とHN-65N3(D)では、本的なスペックに変更はありませんでした。大きさと重量の違いが若干あるくらいです。ですが、機能面においては、いくつか仕様変更があります。

機能面での違いについては、後述します。

連続打ち込み本数の増加

HN-50N3(D)の連続打ち込み本数は373本でした。HN-50N4(D)では839本になっており、倍以上の増加です。
かなりの作業効率の上昇が見込めます。

高圧釘打機65mm HN-65N4(D)とHN-65N3(D)の違い

次に65mm帯の高圧釘打機である「HN-65N4(D)とHN-65N3(D)」の違いについて解説していきます。

まずは旧型HN-65N3(D)のスペックです。

次に新型HN-65N4(D)のスペックです。

それぞれの項目について解説していきます。

サイズ、重量の増加

旧型から新型となりサイズと重量が増加しました。約200gの増加ですので持ち比べても体感は殆どないでしょう。サイズに関しても同様にわずかながら増加しています。

キャリングケースが付いた

新型では標準でキャリングケースが付属する様になりました。釘打ち機はサイズが大きく、持ち運びが大変です。キャリングケースがあれば、釘打ち機を保護しながら持ち運ぶことができるようになりますので、その点は利便性が向上したのではないでしょうか。

連続打ち込み本数が増加

HN-65N3(D)では連続打ち込み本数は367本でした。HN-65N4(D)では817本となりました。
450本も増加しており、倍以上の増加です。かなりの作業効率アップにつながります。

高圧釘打機75mm HN-75N4(D)とHN-75N3(D)の違い

続いて、75mm帯モデルである「HN-75N4(D)とHN-75N3(D)」の違いについて解説していきます。

まずは旧型HN-75N3(D)のスペックです。

続いて新型のHN-75N4(D)です。

それぞれの項目について解説していきます。

サイズと重量の増加

新型HN-75N4(D)と旧型HN-75N3(D)の違いはサイズと重量の増加が挙げられます。新型HN-75N4(D)の方が、300g重くなっています。300gほどの違いが出ると、長時間使用時の疲労差に変化があると感じます。

大きなスペックの変化はなし

重量とサイズ、小売価格の変更以外は大きな基本スペックの変更はありませんでした。

連続打ち込み本数の変更

新型HN-75N4(D)では、連続打ち込み本数が増加しています。HN-75N3(D)では連続打ち込み本数は204本でしたが、HN-75N4(D)では274本となっています。70本も連続打ち込み本数が増加していますので、かなり作業効率が良くなっています。

高圧釘打機90mm HN-90N6(D)とHN-90N5(D)の違い

続いて、90mm帯モデルである「HN-90N6(D)とHN-90N5(D)」の違いについて解説していきます。

まずは旧型HN-90N5(D)のスペックです。

次に新型HN-90N6(D)のスペックです。

それぞれの項目について解説していきます。

サイズ、重量の増加

新型HN-90N6(D)では、サイズと重量が若干ですが増加しています。重量では200gほど増加となり、長時間使用時では、より身体に負担が大きくなっています。

大きなスペックの変化はなし

重量やサイズ以外は大きな変更はありませんでした。

連続打ち込み本数の増加

新型になり、連続打ち込み本数が増加しました。HN-90N5(D)-Gでは連続打ち込み本数は184本でしたが、HN-90N6(D)-Gでは、最大で68本も連続打ち込み本数を増やすことが可能になります。

HN-90N6(D)-Gでは圧力切り替えレバーを操作する事で連続打ち込み本数を調整する事が可能です。レバー位置が3なら連続打ち込み本数を235本、レバー位置が2なら256本となります。

新型モデルで搭載された機能について

最後に新型モデルに搭載された機能面について触れていきたいと思います。

高圧釘打機50mm HN-50N4(D)とHN-50N3(D)

HN-50N4(D)では、「新爪形状コンタクトノーズ」「圧力切替機構搭載」「新・風量調整エアダスタ機構」「グリップカバーやマガジンの変更」「シリンダキャッププロテクタ」が新たに追加となっています。

新爪形状コンタクトノーズ

先端のコンタクトノーズの形状が、斜め打ち・平打ち時、どの角度でも細かい爪が効果的に部材に引っ掛かり、滑りにくいように変更されました。

圧力切替機構搭載

四段階切り替え可能の圧力切替機構が搭載されました。釘打機内部に入るエア圧力が切り替わり、パワーを簡単に変えられます。

新・風量調整エアダスタ機構

ホコリを飛ばすエアダスタ機能が新しくなりました。ボタンの押す強さでエアダスタの風力を調整できるようになりました。ホコリを舞い上げないように調整する事ができます。

グリップカバーやマガジンの変更

グリップカバーが滑りにくく、切れにくい素材の物に変更になりました。またマガジンも装填しやすく、調整しやすいものへ変更されました。釘を載せた後でも調整が可能です。

シリンダキャッププロテクタ

シリンダキャッププロテクタが新デザインとなりました。マックス製品らしい赤いデザインが特徴的です。

高圧釘打機65mm HN-65N4(D)とHN-65N3(D)

HN-65N4(D)では、「新爪形状コンタクトノーズ」「圧力切替機構搭載」「新・風量調整エアダスタ機構」「グリップカバーやマガジンの変更」「シリンダキャッププロテクタ」が追加されました。

新爪形状コンタクトノーズ

先端のコンタクトノーズの形状が、斜め打ち・平打ち時、どの角度でも細かい爪が効果的に部材に引っ掛かり、滑りにくいように変更されました。

圧力切替機構搭載

四段階切り替え可能の圧力切替機構が搭載されました。釘打機内部に入るエア圧力が切り替わり、パワーを簡単に変えられます。

新・風量調整エアダスタ機構

ホコリを飛ばすエアダスタ機能が新しくなりました。ボタンの押す強さでエアダスタの風力を調整できるようになりました。ホコリを舞い上げないように調整する事ができます。

グリップカバーやマガジンの変更

グリップカバーが滑りにくく、切れにくい素材の物に変更になりました。またマガジンも装填しやすく、調整しやすいものへ変更されました。釘を載せた後でも調整が可能です。

シリンダキャッププロテクタ

シリンダキャッププロテクタが新デザインとなりました。マックス製品らしい赤いデザインが特徴的です。

高圧釘打機75mm HN-75N4(D)とHN-75N3(D)

HN-75N4(D)では「圧力切替機構搭載」「アームカバー側の先端視認性の向上」「新・風量調整エアダスタ機構」「グリップカバーやマガジンの変更」「シリンダキャッププロテクタ」が追加されました。

圧力切替機構搭載

四段階切り替え可能の圧力切替機構が搭載されました。釘打機内部に入るエア圧力が切り替わり、パワーを簡単に変えられます。

アームカバー側の先端視認性の向上

旧型から新型になり、アームカバー側の先端の視認性が向上しました。旧型ではあまり確認できませんでしたが、新型ではしっかりと確認できるように形状が変更されています。

新・風量調整エアダスタ機構

ホコリを飛ばすエアダスタ機能が新しくなりました。ボタンの押す強さでエアダスタの風力を調整できるようになりました。ホコリを舞い上げないように調整する事ができます。

グリップカバーやマガジンの変更

グリップカバーが滑りにくく、切れにくい素材の物に変更になりました。またマガジンも装填しやすく、調整しやすいものへ変更されました。釘を載せた後でも調整が可能です。

シリンダキャッププロテクタ

シリンダキャッププロテクタが新デザインとなりました。マックス製品らしい赤いデザインが特徴的です。

高圧釘打機90mm HN-90N6(D)とHN-90N5(D)

HN-90N6(D)では「新爪形状コンタクトノーズ」「圧力切替機構搭載」「アームカバー側の先端視認性の向上」「新・風量調整エアダスタ機構」「グリップカバーやマガジンの変更」が追加になりました。

新爪形状コンタクトノーズ

先端のコンタクトノーズの形状が、斜め打ち・平打ち時、どの角度でも細かい爪が効果的に部材に引っ掛かり、滑りにくいように変更されました。

圧力切替機構搭載

四段階切り替え可能の圧力切替機構が搭載されました。釘打機内部に入るエア圧力が切り替わり、パワーを簡単に変えられます。

アームカバー側の先端視認性の向上

旧型から新型になり、アームカバー側の先端の視認性が向上しました。旧型ではあまり確認できませんでしたが、新型ではしっかりと確認できるように形状が変更されています。

新・風量調整エアダスタ機構

ホコリを飛ばすエアダスタ機能が新しくなりました。ボタンの押す強さでエアダスタの風力を調整できるようになりました。ホコリを舞い上げないように調整する事ができます。

グリップカバーやマガジンの変更

グリップカバーが滑りにくく、切れにくい素材の物に変更になりました。またマガジンも装填しやすく、調整しやすいものへ変更されました。釘を載せた後でも調整が可能です。

シリンダキャッププロテクタ

シリンダキャッププロテクタが新デザインとなりました。マックス製品らしい赤いデザインが特徴的です。

まとめ

今回はMAXから発売されている高圧釘打機(50mm/65mm/75mm/90mm)の新旧モデルのスペックを比較しながら、その違いを解説してきました。

高圧釘打機については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、関連記事も読んで工具選びの参考にされてみてください。