ヘッドライトの選び方をご存知ですか?種類やおすすめメーカーについても解説します
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皆さんはヘッドライトの正しい選び方はご存知でしょうか。
LEDだったら何でもいいんじゃないの?という方は意外と多いと思います。実は筆者もその一人でした。
ということで今回は、キャンプやDIY、防災対策などあらゆる場面で活躍するヘッドライトの選び方について解説していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
ヘッドライトの種類について
ヘッドライトには大きく分けて3つの種類が存在します。基本的には用途に応じて明るさや防水性能などの有無が変わってきます。
まずは、それらの違いや特徴についてみていきましょう。
ライトユーザー向け
DIYやキャンプなどのライトユーザー向けには~99ルーメンのヘッドライトがおすすめです。DIYやキャンプといった用途では、完全な暗闇でヘッドライトを使用する事は少ないでしょう。
手元や足元だけを照らしたいというような状況が多く、点滅機能やセンサー機能は特に必要ではないことが多いです。
そのためライトユーザーには~99ルーメンのヘッドライトがおすすめといえます。
アウトドア向け
アウトドア向けには100~299ルーメンがおすすめです。
アウトドアで使用する場合、夜間になると周囲が真っ暗な状況で使用する場合が多いです。
キャンプ場でも日が落ちてしまうと、周囲に明かりは少ないので光度が明るいライトが必要になります。
現場作業向け
現場作業向けのヘッドライトは300ルーメン以上の製品がおすすめです。
現場によっては地下や窓のない場所での作業になりますので、光度は明るければ明るいほど便利となります。
アウトドア向けと比べると手元以外を照らす必要があまりないので、照射範囲は狭くて問題はありません。
アウトドア向けのライトでは光度が足りなくなる可能性があるので、光度が高い現場作業用ライトを使用するようにしましょう。
ヘッドライトの選び方について
ヘッドライトの種類について知ったところで、次に本題である「ヘッドライトの選び方」について解説していきたいと思います。
項目ごとに見ていきましょう。
明るさ
ヘッドライトを選ぶうえで最も大切なのは「明るさ」です。
ヘッドライトの明るさはルーメン(lm)で表され、数値が大きければ大きいほど視認性が高くなります。
アウトドアで使用するヘッドライトは100lm以上のものが必要とされていますが、屋内利用であれば50lmは必要とされています。
登山や釣りでは100lm以上必要とされており、それぞれ夜間で使用する場合は更に明るいヘッドライトを選ぶと良いでしょう。
照射範囲
ヘッドライトを選ぶ際はルーメン以外にも注意する必要があります。
同じルーメンでも照射範囲や照射距離が異なる場合があり、照射範囲が狭いと同じルーメンでも暗く感じてしまう事があります。
特に屋外で使用する場合などは照射範囲が広いライトの方が使い勝手が良く、足元を照らすのに適しています。
照射範囲を広くするワイドモードなどが備わっている事もあるので、ヘッドライトによっては切り替えが可能です。
電源方式
電源方式は複数の種類がありますので、項目を分けてそれぞれの特徴をご紹介します。
電源方式:充電式
内蔵のリチウムイオン電池を装着した充電式のヘッドライトは、乾電池を用意しないで良いのがメリットです。乾電池よりもランニングコストが低くなることが多いので、費用対効果が高くなります。
デメリットは製品の購入価格は乾電池式のものに比べると高額になってしまいます。
電源方式:乾電池タイプ
乾電池タイプの電源方式は、昔からある一般的なモデルで、市販の単三電池や単四電池を電源として利用します。
充電式と比べると、充電する時間が必要なくいつでも使用できるのがメリットとなります。また、購入時の価格も安価で、お買い求めやすいのも魅力です。
一方、デメリットとしては乾電池を買わないと使用できないのでランニングコストが高くなります。
電源方式:ハイブリッド式
ハイブリッド式は乾電池でも充電池でも使用できるタイプのことです。緊急時には乾電池、普段の使用時は充電池、といった使い分けができるので非常に便利です。
デメリットは製品価格が高額になるのと、重量が重たくなるので注意が必要です。
バッテリーボックス
バッテリーボックスの種類もヘッドライト選びには重要な指標のひとつになります。
「一体型」と「別体型」が2種類が存在し、それおぞれ異なる長所を持ち合わせています。
バッテリーボックス:一体型
一体型はヘッドライトにバッテリーボックスが内蔵されているタイプです。使い心地が非常によく、ストレスフリーで使用する事が出来ます。
重量が軽いモデルも多いので、走ったり動き回るようなシチュエーションには最適です。
バッテリーボックス:別体型
別体型は極度の冷気や照度でも使用する事ができるタイプです。
通常の一体型だと動作不能になってしまうこともありますが、別体型であれば外気をガードしながら使用する事が出来ます。
寒冷地以外ではあまり使用する事はないタイプといえるでしょう。
機能性
機能性と大きなくくりでまとめてしまいましたが、ざっくりいうと搭載機能の違いになります。
メーカーや製品ごとに搭載機能が異なりますので、ここではあると便利な機能の紹介とその特徴について触れていきたいと思います。
防水機能
ヘッドライトは雨や雪が降る環境下でも使用するには防水機能が必須となります。防水機能が無ければ故障の原因になってしまうので、安心して使用できます。
防水機能はIP規格で表されていて、十分な防水性能が必要な方はIPX6以上の機能性を持ったヘッドライトを探してみることをオススメします。
防塵機能
防塵機能は見落としがちですが、実は屋外での使用には必要な機能の一つです。建築、電気工事、消防関係などは、ホコリや粉が出てしまい故障に繋がります。
防塵性能はIP規格で表され、「IP5X」で粉塵からの保護を、「IP6X」で完全な防塵構造を表します。建設現場や災害時に使うヘッドライトには、IP5X以上がおすすめとされています。
センサー機能
グローブをしていても操作しやすいように、センサー機能が搭載されているモデルもあります。アウトドアや非常時には手に荷物を抱えた状態でヘッドライトを起動したい場面もあるものです。
センサー機能があればこのような状況でも便利にヘッドライトを使用する事ができるのです。
レッドライト・点滅モード
レッドライト、点滅モードを利用すれば、省電力でヘッドライトを使用することができます。どちらも視認性を向上させながら、省電力で使用するため長時間の使用が可能になります。
また異常を周囲に伝えることもできるため、緊急時の使用にも適しています。
ヘッドライトを買うならオススメなメーカーの一覧と特徴
最後にヘッドライトを販売しているオススメなメーカーの一覧と特徴についてご紹介したて終わりにしたいと思います。
ワークマン
昭和57年に設立した群馬県の作業服専門店のワークマンは、近年若年層向けのアウトドアファッションを展開し話題になっています。
SNSなどでおしゃれなファッションが拡散されて、多くの女性が着用しています。もちろんアウトドアだけではなく、エンジニア向けの製品が多いのがワークマンの特徴。
オリジナルブランドが多く、実際のエンジニアの声を反映させたアイテムが多いのが魅力です。使い勝手が良く、コストパフォーマンスが高い製品が多いのでライトユーザーにもオススメです。
mont-bell(モンベル)
モンベルは1975年に大阪で誕生した国内最大手のアウトドアブランドで有名なメーカーです。登山に行けば必ず一度は目にするブランドで、圧倒的な知名度があります。
デザインはシンプルなものが多いですが、機能性は高く本格的なものが多いです。価格も安価で、他のメーカーに比べると手の届きやすい価格設定。
おしゃれなものが多いので、デザイン性を重視した方や女性にも人気なメーカーです。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
ブラックダイヤモンドは1989年に設立したアメリカの登山用品メーカーです。夜間モードやロックアウト機能など、本格的なアウトドア機能が充実しています。
防水性能にも定評があるので、機能性を重視したい方にはオススメのメーカーといえます。子供向けやライトユーザー向けの製品が多いのも特徴です。
GENTOS(ジェントス)
ジェントスは1978年創業の日本の懐中電灯メーカーです。2001年に白色LEDをいち早く製品化しているので、製品の開発力にも優れています。
LEDの品質にも定評があるので、製品の精度を重視される人にもおすすめのメーカーといえるでしょう。
milestone(マイルストーン)
マイルストーンは、LEDにナチュラルウォームカラーを採用しているアウトドア用ヘッドライト専用のメーカーです。
乱反射を抑えて遠くまで光を届ける事が出来るのが特徴。ハイエンドモデルも開発されているので、高品質なライトが欲しい方にお勧めです。
タジマ
タジマは建築、電気工事などの現場で使用されているライトのメーカーです。価格の割に高性能なので、業務用として使用されることが多いそうです。
デザインも格好いいので、アウトドアで使用するのもおすすめ。使い勝手が良いので初心者にも適しています。
Led Lenser(レッドレンザー)
レッドレンザーはプロ仕様のライトから日常使いのランタンまで販売している、照明器具メーカーです。
ヘッドライトではCore・Work・Signatureの3シリーズを展開しており、多くのヒット製品を世に生み出してきました。
まとめ
今回はヘッドライトの選び方について解説していきました。
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