マキタ コードレスクリーナー(掃除機)のおすすめの選び方を解説します
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マキタのコードレスクリーナーは、作業の現場だけではなく一般家庭用としても利用されています。
購入を検討しているものの、その種類の多さから、どれを選べば良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そういうわけで今回は、マキタのコードレスクリーナー(掃除機)の選び方についてお話していきます。
「どういうポイントを確認すれば良いのか?」や「どの機種がおすすめなのか?」などの視点から解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)の選ぶポイントについて
ここでは、どのようなポイントに注意していけば失敗が少ないかをご紹介していきます。
取り回し重視
取り回しの良さを気にする場合は、「スイッチの方式」と「重さや大きさ」に注目すると失敗が少ないです。
まずはスイッチの方式の違いについてみていきましょう。
スイッチ式とトリガー式の違いについて
スイッチ式は1度ボタンを押すと再びボタンを押すまでずっと起動しているタイプです。一般的な掃除機と同じ方式ですので、初めてでも違和感なく使用できます。
一方トリガー式は押し込んでいる時だけ起動します。トリガーを離すと掃除機が止まってしまうため、長時間の使用にはあまり向きません。手の疲れを感じやすく、とくに女性の場合は苦手な方も多いのではないでしょうか。
ですが、こまめに椅子やテーブルなどを動かす必要がある場合は、トリガーを離すだけで掃除機が止まるため、スイッチ式よりも扱いやすいです。
重さや大きさについて
掃除機の重さについては、コードレス式の場合はバッテリーの電圧(V)によって変わります。
軽い掃除機の方が良い場合は1kg未満の製品もありますが、その分吸い込むパワーが弱かったり、充電が切れるまでの時間が短かかったりする傾向にあります。
比較的パワーの大きい18V式でも1.5kg程度の重さなので、どうしてもという場合以外は、基本的に電圧(V)が18Vや40Vmaxのモデルをおすすめします。
またサイズに関しても、重さと同様にバッテリーの電圧が大きいほどサイズも大きくなる傾向があります。
ですが、モデルによって大きな違いはありませんので、基本的にはどのモデルでもサイズ感はあまり変わらないでしょう。
吸引力重視
吸引力を重視する場合は、基本的に電圧が高いモデルの方が電圧が低いモデルより吸引力が高くなります。
ですが、清掃モードが搭載されているモデルの場合は、その限りではありませんので、電圧の違いだけではなく、清掃モードの有無も確認したいところです。
ちなみに清掃モードとは、簡単に言えば「運転時間が短くなる代わりにパワー(吸引力)を強くすることができるモード」のことです。
機種によっては「パワフル」「強」「標準」の最大3段階まで調節できるものもあります。
例えば、マキタの18V掃除機(CL282FD)には3段階の清掃モードが搭載されていて、標準の運転時間が50分なのに対し、強は20分、パワフルは15分にまで短くなってしまいます。
その代わり、掃除機がゴミやホコリを吸い込む能力をワット数で表す「吸引仕事率」は、「15W(標準)、42W(強)、60W(パワフル)」と高くなっていきます。
一方、清掃モードが搭載されていない機種の場合は、ほとんどが清掃モードの「強」よりやや弱めの性能を持っています。
その分、運転時間は「強」と同じく20分程度と短い傾向です。
そのため基本的には、この「清掃モードが搭載されているモデル+18Vや40Vmaxのモデル」を選ぶことをおすすめします。
メイン機かサブ機かでも選び方が変わる
ここまではメイン機として購入する際のオススメな選び方についてご紹介してきました。
ですが、もしサブ機として使用する場合は、予算に応じて商品を検討する方も多いのではないでしょうか。
基本的に電圧が高い掃除機は、性能も良いのですが、やはり値段も相応に高くなります。
本格的な掃除をする際は別の掃除機をメインに使い、小さなホコリや日常での軽いお掃除にしか使わないのであれば、多少性能面が劣っていても軽かったり、安価なモデルを選んだりするのも良いかもしれません。
ただし、電圧が少ないモデルの場合は運転時間が短い傾向が強く、10分程度しか稼働しないものもあります。
あくまでサブ機として使用する際に選ぶモデルとして、参考にしてみてください。
ライトやお知らせ機能などの搭載機能で選ぶ場合
掃除機の機種によっては、LEDライトやバッテリー切れを知らせる機能が搭載されています。
ベットの下や奥まった場所などの暗いところでも明るく照らせるライト機能は、いざという時に役に立ちますし、お知らせ機能もタイミングが分かれば掃除のやめ時も計れます。
また車の清掃用やアウトドア用としても便利な機能ですので、ご自宅以外での使用を検討している場合は、このような機能の違いも比較検討すると失敗が少ないでしょう。
アタッチメントの有無で選ぶ
選び方とは少々ズレてしまいますが、マキタにはサイクロン式へアップデートできるサイクロンアタッチメントが販売されています。
使用できる掃除機は限られていますが、別売りのアタッチメントを購入することで、集塵方法が「紙パック式」や「カプセル式」のモデルでも、サイクロン式への変更が可能です。
もし紙パック式やカプセル式ではなく、新たにサイクロン式の購入を検討している場合は、アタッチメント対応機種かどうかも判断材料にすると良いかもしれません。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)を買う前に知っておきたいこと
ここからは、マキタのコードレスクリーナーを購入する前に知っておきたいことについてご紹介します。
バッテリーの種類や充電時間について
マキタのコードレスクリーナーは、ほとんどの機種が「バッテリー交換式」という電源方式を採用していますが、一部のモデルでバッテリー内蔵式を採用している場合があります。
またバッテリーの種類は電圧によって分けられており、コードレスクリーナーの場合は、40Vmax、18V、14.4V、10.8V、7.2Vモデルが販売されています。
ただし14.4Vや7.2Vモデルは市場で縮小傾向のため、なかなか手に入りづらいかもしれません。
ちなみに電圧によってパワー(吸引力)に違いはありますが、充電時間はバッテリーの方式によって大きく違います。
バッテリー交換式の場合は20〜30分ですが、バッテリー内蔵式の場合は3時間程度となっています。
また、リチウムイオンバッテリー搭載のバッテリー交換式モデルの場合、バッテリーの電圧が同じであれば、その他の電動工具にも使用できます。
充電器が別売りのモデルに注意
公式サイトのカタログ上では、ほとんどがバッテリーと充電器が別売となっているので、この点には注意が必要です。
ですが、Amazonなどのネットショップでは、バッテリーと充電器がセットになったタイプを選べることもありますので、購入する前に注意しておけば、マキタ製品を初めて購入する場合でも問題ありません。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)の種類(モデル)や方式の違いについて
マキタのコードレスクリーナーは、様々な種類(モデル)や方式の違いが存在します。
バッテリーの取り出し方式の違いについて
種類の違いについて
バッテリーの種類は、主に本体ごと充電するタイプの【バッテリー内蔵式】と、バッテリーを取り外して充電したり、交換したりしながら使用できる【バッテリー交換式】の2種類があります。
マキタは電動工具を主軸にしていることもありバッテリー交換式がほとんどですが、一部内蔵式も販売しています。
各方式のメリット・デメリット
バッテリー内蔵式のメリットについて
バッテリー内蔵式のメリットは、主に「取り外しの手間がない」点です。
バッテリー内蔵式は本体ごと充電するため、都度バッテリーを取り外して充電する手間がなく、クリーナーを元の場所に戻すだけで充電できます。
バッテリーの交換が煩わしい方にオススメです。
バッテリー内蔵式のデメリットについて
続いてバッテリー内蔵式のデメリットについては、主に「交換が面倒」「充電時間が長い」の2点が挙げられます。
デメリット その① 交換が面倒
まず、「交換が面倒」という点については、バッテリー内蔵式でもバッテリーは中にちゃんと存在してる以上、いつかは劣化して交換する時期がやってきます。
交換する際は、「一度クリーナーのバッテリーを覆う外装を取り外し、市販のバッテリーを購入して取り付ける」という手順が必要となりますので、バッテリー交換時が少々面倒です。
事実、この1点のみで購入をためらう人もいるようです。
デメリット その② 充電時間が長い
次に「充電時間が長い」という点について、マキタのバッテリー内蔵式は充電におおよそ3時間ほど必要なのに連続運転時間は標準でも20分しか持ちません。
20分掃除して、それでも掃除が終わらない場合はそこから数時間待ってからまた20分掃除することになります。
これはかなり非効率かもしれません。
さらに強モードやパワフルモード搭載型だと約7分しか掃除できないこともあるため、充電時間が長いというのは大きなデメリットになります。
バッテリー交換式のメリットについて
バッテリー交換式のメリットは主に「充電時間が短い」「バッテリーを使い回せる」の2点が挙げられます。
バッテリー交換式のメリット その①充電時間の短さ
まず「充電時間が短い」というメリットについて、バッテリー内蔵式が3時間程度の充電時間が必要なのに対し、交換式はわずか20〜30分程度で満タンになります。
この差は、バッテリー内蔵式にはない大きな魅力です。
もう一つのメリットである「バッテリーを使い回せる」にも関連する話ですが、標準モードの連続運転時間が20分前後であることを考えると、バッテリーを2〜3個持っていると、掃除機を使用できない時間はほぼ無いと考えて良いでしょう。
バッテリー交換式のメリット その②バッテリーが使い回せる
次に「バッテリーを使い回せる」点について、マキタ製品のリチウムイオンバッテリーは電圧(V)さえ同じであれば、他の電動工具にも使い回せる特徴があります。
とくにDIYをする方には、大きなメリットだと言えます。
またの電動工具のみならず、コードレスクリーナーしか持っていない場合でも、複数のバッテリーを使い回すことは可能です。
そのため、コードレスの弱点である「連続運転時間が短い」というデメリットを補える点も大きなメリットになります。
バッテリー交換式のデメリットについて
バッテリー交換式のデメリットは、「バッテリー代と充電器代の費用がかかる」点が挙げられます。
もともとマキタ製品を所有していない場合は、コードレスクリーナーだけではなく、バッテリーと充電器の購入が必要となります。
例えば、現在ネットショップで販売しているCL107FD(バッテリー・充電器別売)の価格は6,000~7,000円前後が多いです。
一方で、CL107FD(バッテリー・充電器付)は14,000~19,000円前後と2倍以上の価格となっています(2025年9月現在)。
モデルによっては、フルセットで5万円台になることもありますので、「そこまで出すなら他社製品を購入する」という意見もあります。
メインで使用するのではなく、「サブ機として使う予定」「コードレスクリーナー以外にマキタ製品を購入する予定がない」場合は、この点が大きなデメリットだといえるでしょう。
集塵方法の違いについて
種類の違い
マキタのコードレスクリーナーは、紙パック式のタイプとカプセル式のタイプの2種類があり、そこからさらに一部の機種限定で、サイクロン式にアップデートできるアタッチメントが販売されています。
各方式のメリット・デメリット
紙パック式
紙パック式は本体に330mlの紙パックをセットし、ゴミが溜まり次第紙パックを取り外しそのまま捨てられるというものです。紙パック内でゴミが完結されるため捨てる際にゴミを見る必要がなく、またゴミが散らかる心配もありません。
ただし、基本的に使い捨てるためランニングコストがかかってしまう欠点があります。
カプセル式
カプセル式は、本体のカプセルに空気の圧力を利用してゴミを貯め、捨てる際はカプセルからゴミを捨てるというものです。紙パック式は330mlの使い捨てタイプだったのに対し、カプセル式は全ての機種が600mlと容量が倍程度大きくなっているほか、ランニングコストがかからないメリットがあります。
ただし気をつけてカプセルを外さないと、小さなゴミやホコリが舞ってしまうことがあり、それらを鼻や喉から吸い込んでしまう恐れがあります。
サイクロン式
サイクロン式は遠心力を利用して空気とゴミを分離してダストケースに入れるというものです。捨てる際はカプセル式と同様に、ダストケースを取り外してゴミを直接捨てます。カプセル式と同じくランニングコストがかからず、フィルターの掃除頻度もカプセルより抑えられます。
ただし、3000円程度の別途費用がかかるほか、捨てる際にゴミが散らかることがあります。
スイッチの方式の違いについて
種類の違いについて
マキタのコードレスクリーナーはボタンを押す事でオンオフを切り替える【スイッチ式】と、トリガーを押している時だけオン状態を維持する【トリガー式】の2種類があります。
各方式のメリット・デメリット
スイッチ式
スイッチ式は、1度ボタンを押せば再度押すまでオン状態でいてくれるため、長時間の掃除に向いています。
ただし、もう一度押さない限りオフにはできないため、細かく場所を移動するような掃除には向いていないかもしれません。
トリガー式
トリガー式はスイッチ式とメリット・デメリットが逆と捉えても良いでしょう。
押すとオン、離すだけでオフに切り替えれるため移動する際も手間がかかりません。
ただし、長時間使用する際は押しっぱなしにしなければいけないため、手が疲れてしまうデメリットがあります。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)のメリット・デメリット
ここでは、マキタのコードレスクリーナーのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
メリット(他社に無い強み)について
マキタの強みは、大きく分けて「取り回しの良さ」と「充電の速さ」の2点が挙げられます。
マキタの強み その① 取り回しの良さ
マキタのコードレスクリーナーの強みは「取り回しの良さ」です。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)は、とにかく軽くてコンパクトである点が特徴的です。
重さは約1.5kg前後のモデルが多く、軽いモデルであれば、約0.8kgしかありません。
サイズに関しても、どれも100cm前後とコンパクトな製品が多く、特に一人暮らしの方や女性の間で愛用者が多いです。
マキタの強み その② 充電速度の速さ
次に、「充電速度の速さ」もメリットのひとつです。
マキタのコードレスクリーナー(掃除機)のほとんどはバッテリーの取り外しが可能で、充電する際は本体ではなくバッテリーを充電します。
毎回バッテリーを外す手間はあるものの、充電時間は20分〜1時間程度と短く、すぐにフル充電になります。
また、バッテリーの取り外しができることで、別のバッテリーを使い回せるというメリットも。
複数バッテリーを所持している場合は、運転時間の短さをカバーできるでしょう。
ただし充電速度の速さはバッテリーが取り外せる場合にのみ適用で、本体ごと充電するモデルの場合は数時間以上の充電が必要です。
デメリット(他社に負けている点)
続いてデメリットについては、「充電器とバッテリーが別売り」、「集じん容積が少ない」などが挙げられます。
デメリット その①集じん容積が少ない
集じん容積の少なさは、多くのマキタのコードレスクリーナーの特徴として挙げられます。
掃除機によっては0.25L~0.75L程度(紙パック式330mL、カプセル式500mL~730mL)が主流で、3L前後の大型掃除機と比べると小さいため、「大家族や大きなゴミを頻繁に掃除する家庭」では物足りなく感じる場合もあるでしょう。
しかし、一人暮らしや車・アウトドア・サブ機用途ではゴミ捨ての頻度が気になるほどではなく、「軽量・取り回しの良さ」が最優先されるため、実用面ではデメリットにならないことも多いです。
デメリット その②充電器やバッテリーが別売り
マキタの多くのコードレスクリーナーは、本体・バッテリー・充電器が別売りで、セット購入時に合計価格が跳ね上がる傾向です。
18Vや40Vmaxモデルでは特に本体価格は1~2万円台でも、純正バッテリーと充電器をセットで購入すると1.5~3万円以上かかることが多いため、最終的な支出が想定より高額になる場合があります。
一方で、すでに電動工具向けバッテリーを所有しているユーザーにとっては大きな問題になりませんが、「初めてマキタで揃える人」にとっては大きなハードルだといえるでしょう。
【電圧(V)別】オススメな機種(モデル)について
ここからは、マキタコードレスクリーナーの2025年現在のオススメモデルを電圧別に紹介していきます。
40Vmax(40V)を選ぶなら
CL001GRシリーズ
CL001GRシリーズは、40Vmaxバッテリーとブラシレスモーター搭載のコードレスクリーナーです。
吸引仕事率はパワフルモードで125Wと、かなりパワー(吸引力)があります。
現在はさらに上位の「CL002G」「CL003G」なども登場しており、最新は最大165Wを超えるモデルもあるんです。
40Vmax現行品は静音性・高パワーが特徴となり、家庭でも業務用でも対応する最強モデルという位置づけだといえます。
18Vを選ぶなら
CL280FDシリーズ
ブラシレスモータを初めて搭載したシリーズで、従来機と比較して2倍以上の耐久性が強みです。
型式が280番台は標準タイプ&カプセル式の280、3モード搭載&カプセル式の281、3モード搭載&紙パック式の282番があります。
現在もCL280FD/281FD/282FDが主流ですが、現行最新は「CL284FD」「CL285FD」「CL286FD」などに更新されています。
284は標準カプセル式、285は3モード(カプセル式)、286は3モード(紙パック式)が目安です。
それぞれブラシレスモーターで、最大仕事率が100W~125Wに強化されています。
14.4Vを選ぶなら
CL140FDシリーズ
2025年時点で14.4Vモデルはほぼ中古品が中心で、新品流通は激減しています。
公式カタログにも掲載されていないため、14.4Vの新規購入はあまりおすすめしません。
一部バッテリー流用のニーズがある場合は、CL140FDシリーズで検討してみてもいいでしょう。
10.8Vを選ぶなら
CL106FDシリーズ
約1kgの軽量ボディと必要充分な性能が持ち味のシリーズです。
14.4V同様、10.8Vは電動工具も多いためバッテリーを使い回しやすいです。
106〜108番台までが兄弟機で、標準&カプセル式の106、3モード搭載&紙パック式の107、3モード搭載&カプセル式の108番があるほか、108番は4.0ahと1.5ahの2タイプがあります。
近年は「サブ機」用途や「女性/高齢者向け」、「一人暮らし」等で引き続き需要があります。
7.2Vを選ぶなら
CL072DS
0.98kgという軽さながら、強モードで吸引仕事率14Wと7.2Vモデルにしては十二分なパワーが強みの製品です。
ただし2025年現在、CL072DSは現行ラインナップから姿を消しつつあり、中古やアウトレットが中心となっています。
パワフルさや運転時間は限られるため新規購入は推奨されず、サブ機としてなら検討してみてもいいでしょう。
マキタ コードレスクリーナーの人気4モデルの特徴を解説
最後に、マキタのコードレスクリーナーの人気が高い4つのモデルの特徴をご紹介していきます。
40Vmax CL002G/CL003Gシリーズ
2021年に発売されたCL001Gの後継モデルである、CL002GやCL003Gが人気上昇中です。
これらは、初期モデルより高パワー・静音性に優れています。
ノズル可動部の中心部の配置を後ろタイヤ軸上に配置することで、じゅうたんなどの上でもスムーズに掃除できます。
なおCL001Gも、吸引仕事率125W、騒音65dBのバランス型モデルとして高評価です。
そのため、CL001Gは価格面や性能バランスで依然良い選択肢だといえるでしょう。
18V CL281FD
CL281FDは18Vでパワフルなブラシレスモーターを搭載しており、耐久性に優れ、サイクロンアタッチメント対応です。
2025年はCL284FDなどの上位機種が出ていますが、281FDも根強い人気となっています。
パイプロックボタンでパイプを確実に固定することで安定しやすく、安全性も高いです。
18V CL282FD
CL282FDはCL281FDの兄弟機で、集じん方式が紙パック式となっています。
性能の高さはそのままに、紙パック式の利点であるゴミ捨ての気軽さを活用したい場合はこのモデルがおすすめです。
実際に、紙パック派に根強い人気があります。
10.8V CL108FD
CL108FDの特徴は、軽量ボディと4.0Ah対応仕様による長い運転時間を可能にしたモデルという点です。
1.5Ahではパワフルモードは10分しか持たなかったのに対し、4.0ahでは26分と倍以上持続します。
ちなみに、バッテリーにはパワーを表す値の電圧(V)と容量を表すアンペアアワー(Ah)という指標があります。
アンペアアワー(Ah)の値が大きいほど長時間使用できるため、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
今回は、マキタのコードレスクリーナー(掃除機)の選び方について解説してきました。
マキタのコードレスクリーナーは用途に応じて選ぶことが重要です。
メイン機なら18Vや40Vmaxモデル、サブ機なら軽量な10.8Vモデルがおすすめ。取り回し重視ならスイッチ式、吸引力重視なら清掃モード搭載機種を選びましょう。
バッテリー交換式は充電時間が短く使い回しも可能ですが、初期費用が高めです。
本記事を参考に、あなたの最適な一台を見つけてみてください。
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