買うと後悔する、買ってはいけない掃除機について解説します
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掃除機は、家庭の清掃に欠かせない重要な家電ですが、選び方を誤ると後悔することになります。
とくに掃除機は、多くの人が価格やデザインに惹かれて購入を決めてしまいがちで、購入後に吸引力が弱かったり、耐久性に欠けることで不満に感じる方が多いです。
ということで今回は、買ってはいけない掃除機の特徴や避けるべきポイントについて詳しく解説していきます。
無名のメーカーや、重くて扱いにくいモデル、メンテナンスが難しい掃除機など、選ぶ際に注意すべき要素をしっかりと把握することで失敗のない掃除機選びが可能ですので、ぜひ参考にされてみてください。
買ってはいけない掃除機の特徴
買ってはいけない掃除機は、下記のような特徴が見られます。
- 吸引力が弱い
- バッテリー性能が低いコードレスクリーナー
- 本体が重い
- 騒音が大きい
- メンテナンスが面倒
- 知名度の低いメーカー製品
上記の項目は、実際に使ってみて満足度が低い製品に見られる特徴です。それぞれ項目ごとに、特徴を詳しくご紹介します。
吸引力が弱い
買ってはいけない掃除機の特徴として、「吸引力が不足している」点は代表的です。
掃除機のもっとも重要な役割は、ゴミやホコリをしっかり吸い取ること。しかし吸引力が弱いモデルだと、何度も同じ場所を掃除しなくてはなりません。
とくにカーペットや絨毯の掃除が重要です。吸引力が弱いと絡まったゴミを吸い出せず、ストレスを抱えてしまうでしょう。
「でも購入前は、吸引力が分かりづらい…」そう考えてしまう方は、次の2点に気をつけてみてください。
- 吸込仕事率
- 口コミの評判
吸込仕事率は数値化されているので、今使っている掃除機と比較すれば分かりやすいです。
そして口コミをよく読み、実際に使用した方の雰囲気を掴みます。この手順だけでも、吸引力の低い掃除機を見破れるでしょう。
バッテリー性能が低いコードレスクリーナー
コードレスモデルは便利ですが、バッテリー性能が低い掃除機は避けなければなりません。
なぜなら稼働時間が短すぎたり、充電に時間がかかりすぎたりしてストレスに直結するからです。
バッテリー交換のコストが高額になるケースもあります。コードレスクリーナーはそもそも価格が高いため、お値打ち品に注目が集まるでしょう。
しかし価格が安いと、バッテリー性能も低くなりがちです。安いと感じるコードレスクリーナーは、十分に注意してください。
稼働時間の確認はもちろん、使用時の参考モードも見てみましょう。全く吸わない最弱設定での稼働時間ではないでしょうか。
慣れれば搭載バッテリーの数値も分かってくるので、大手メーカーの搭載バッテリー容量とも比較してみると分かりやすいです。
どんなに高性能なモーターを使用していても、バッテリー容量でほぼ稼働時間が決まります。
本体が重い
重い掃除機も、使っていて後悔する特徴となります。持ち運びや操作性に難があると、移動して掃除する際に大きな負担となるでしょう。
高齢者や力に自信のない方は、とくに不向きです。そこで軽量かつ扱いやすいモデルを選べば、日々の清掃作業が楽になります。(力のある方にもおすすめ)
少々面倒でも家電量販店に赴き、試用品を利用してみてください。実際の重量感を試してみましょう。
そのうえで、この重量なら扱える。という基準を持ち、選ぶ際の参考にしてみてください。
騒音が大きい
駆動音が大きい掃除機も問題です。使用中の大きな音はストレスになるほか、家族や近隣住民への配慮も必要になります。
静音性も重視してみてください。一般的には50~70dB程度の製品を選べば、音が大きいと感じにくいです。
メンテナンスが面倒
メンテナンスが煩雑な製品も避けたいポイントです。一部の掃除機では、ゴミ捨てやフィルター清掃が非常に手間な機種もあります。
※とくにメンテナンスまで見ている方は少なく、見落としがちなので注意。
手間がかかると、「使うたびに面倒」と感じてしまいます。
また交換用パーツの入手しやすさにも、注意が必要です。購入前にはメンテナンス方法を確認し、自分に合ったものを選びましょう。
買って後悔した掃除機で多かった後悔の理由
実際に購入して使ってみたところ、期待以下になった…というケースがよく見られます。
ここでは後悔の理由や内容を、口コミ情報を参照してまとめました。実際に使用してみた人の声を参考にしたい方は、ぜひ参考にしてください。
ゴミを吸い取れない性能不足
吸引力が弱い掃除機では、掃除したあともゴミやホコリが残りやすいです。
後悔している声の中に、「掃除機としての役割を果たしていない」という意見が多く見られました。
とくにラグやカーペットでゴミが表面に固まったり、毛束が出てきたりするケースが多いです。掃除機をかけた意味がないと、不満を抱く声があります。
ペットの毛やネコ砂への対応力不足
ペットを飼っている家庭では、特定のゴミを吸い取れない不満が顕著です。(毛やネコ砂)
吸引力が足りないのでネコ砂が飛び散ったり、ペットの毛がヘッド部分に絡まったりします。
「掃除機としての使い勝手が悪い」という声が多く見られました。
【コードレス掃除機】コード付きと比べてパワー不足
コードレス掃除機の場合、コード付きモデルより吸引力が劣りやすい傾向です。
「コード付き掃除機ならかんたんに吸えるゴミでも、コードレスでは取り切れない」といったレビューが見られました。
とくにパワー不足を感じる場面で不満が生じています。
【コードレス掃除機】連続稼働時間が短すぎる
コードレス掃除機は便利ですが、バッテリーの持続時間が短い問題は多いです。とくに吸引力を最大で使う場合、稼働時間はさらに短くなります。
掃除中にバッテリー切れで作業が中断されると、ストレスも大きくなるでしょう。一部の製品では「強モードで6分しか持たない」といった口コミも見られました。
【コードレス掃除機】充電時間が長すぎる
バッテリーの充電に数時間かかる製品もあります。「掃除を再開するまで待たなければならない」という不便さを感じるユーザーも多かったです。
例えば充電に3時間以上かかるモデルでは、掃除の頻度やタイミングに影響を与えてしまう可能性も。日常生活の中で大きな不満となります。
【コードレス掃除機】バッテリーの劣化と交換コスト
バッテリーは使用回数が増えるにつれて劣化し、持続時間が徐々に短くなります。定期的な交換を行わなくてはなりません。
しかし交換には高額な費用がかかる場合もあり、「せっかく高い掃除機を買ったのに、バッテリー交換費用まで負担しなければならない」と後悔する声も。
一部のモデルではバッテリー交換が容易ではないため、本体ごと修理に出す必要があります。その間、掃除機を使えない不便さも問題です。
本体が重くて疲れる
掃除機が重すぎると、長時間使う際に腕や肩が疲れます。
とくにコードレス掃除機では、バッテリーやモーター部分が手元に集中。操作時に負担を感じやすい傾向です。
- 「掃除中、筋肉痛になった」
- 「階段や家具周りの掃除が辛い」
といった口コミも見られました。
デザインへの不満
一部の掃除機ではパイプが長すぎたり、ヘッド部分が大きすぎたりします。このようなタイプだと狭い場所に入り込めず、取り回しの悪さが問題となるでしょう。
とくに日本人向けではない設計の製品は、
「家具下や隅々まで掃除できない」
「狭いスペースで使いづらい」
と不満を感じるケースも見られました。
収納や持ち運びの不便さ
重くてかさばる掃除機は収納スペースを取り、使うたびに取り出して片付けなくてはなりません。
また階段や複数の部屋を移動する際には、
- 「持ち運びが面倒」
- 「ストレスになる」
という声も多く聞かれます。掃除そのものへのモチベーションが低下し、掃除が苦痛になってしまう可能性もあるでしょう。
後悔しない掃除機の選び方:掃除機のタイプで選ぶ
掃除機を選ぶ際には、タイプごとの特徴を理解すると良いでしょう。
それぞれのタイプは特徴に応じて、得意分野と苦手分野があります。まずは初心者が失敗しないために、以下の掃除機タイプを押さえてみてください。
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ロボット型掃除機
- アップライト型掃除機
- ハンディ型掃除機
それぞれ詳しく紹介していきます。
キャニスター型掃除機
キャニスター型掃除機は、モーターとダストボックスが別ユニットになっているタイプです。ホースとヘッド部分の可動域が広くなっています。
このタイプはカーペットから硬い床まで、幅広い表面を掃除できるのが特徴です。家具下や隅々まできれいにしたいなら、このタイプが適しているでしょう。
ただし本体が大きく、収納スペースを取ってしまいます。
スティック型掃除機
次にスティック型掃除機は、軽量でスリムなデザインが特徴的。コードレスモデルも多く、手軽さを重視した設計です。
軽量で持ち運びがかんたんなため、階段や狭いスペースでも使いやすくなっています。小さな部屋やアパートに住んでいるなら扱いやすいでしょう。
ただし吸引力が弱めで、大量のゴミやカーペット清掃には不向きな場合があります。
ロボット型掃除機
ロボット型掃除機は、自動で床を掃除してくれる便利なタイプです。忙しい人や、手間をかけずに日常的な清掃をしたいなら大変おすすめ。
そのかわり吸引力は強くないため、大量のゴミやカーペット清掃には不向きです。あくまで補助的な使い方が良いでしょう。
アップライト型掃除機
アップライト型掃除機は、モーターと吸引ヘッドが一体化しています。大型で強力な吸引力を持つモデルです。
とくにカーペット清掃は効果的。深層までゴミを吸い取れるのが魅力です。広い家やカーペット中心の家庭なら、アップライト型を選ぶと良いでしょう。
ただし本体が重く、階段や狭いスペースでは扱いづらいです。
ハンディ型掃除機
ハンディ型掃除機はコンパクトサイズで軽量設計されており、小さなエリアや車内など特定用途向けです。
ポータブルで持ち運びが簡単なため、小さなゴミ処理専用ならとても活躍します。一方で大規模な清掃には向いていません。
車内清掃やスポット的な使い方をしたいなら、非常にマッチします。
後悔しない掃除機の選び方:掃除機の吸引力で選ぶ
掃除機を選ぶ際、吸引力はもっとも重要なポイントとなります。
なぜなら吸引力が不足していると、ゴミやホコリが取り切れずに後悔しやすくなるからです。
初心者が失敗しないためには、以下の基準を押さえた選び方を行いましょう。
- 吸込仕事率(W)を確認する
- 床材に応じた性能を選ぶ
- パワーブラシや付属品の有無をチェックする
それぞれ詳しく解説していきます。
吸込仕事率(W)を確認する
吸込仕事率は掃除機の吸引力を示す指標で、数値が高いほど強力な吸引力を持ちます。一般的に100W以上の吸込仕事率があれば、十分な性能です。
しかしカーペットや毛足の長い床材を掃除するなら、150W以上を選ばないと吸い込みがよくありません。
床材に応じた性能を選ぶ
床材に応じた性能を選ぶことも大切です。硬い床材では、それほど強い吸引力は必要ないでしょう。
ただしカーペットや絨毯はゴミが奥深く入り込むため、高い吸引力を持つモデルが適しています。(吸込仕事率、パワーブラシを同時に見てください)
パワーブラシや付属品の有無をチェックする
付属品やパワーブラシの有無も、重要なポイントです。パワーブラシはモーターによってブラシ部分が回転し、奥深くに入り込んだゴミを取り除きます。
この機能がないモデルでは表面のゴミしか取れず、満足いく性能が得られません。可能ならあったほうが良い機能でしょう。
後悔しない掃除機の選び方:掃除機の重さで選ぶ
掃除機を選ぶ際に「重さ」は意外と重要なポイントです。重いだけで持ち運びや操作が大変になり、日常的な掃除が負担に感じやすくなります。
できるだけ軽量で、扱いやすいモデルを選びましょう。選ぶときの基準は下記のとおりです。
- 使用環境に応じた適切な重量を選ぶ
- 重量バランスと操作性を確認する
- 軽量化されたモデルやコードレス掃除機を検討する
基準をもとに解説しますので、選ぶ際の参考としてください。
使用環境に応じた適切な重量を選ぶ
使用環境に応じた適切な重量選びは、思ったよりも重要と言えるでしょう。なぜなら意外と見落としやすいのに、ストレスに直結するポイントだからです。
階段が多い家や複数の部屋を移動しながら掃除する場合、軽量モデル(2~3kg程度)が適しています。
一方で広いフロア全体を掃除する場合、カーペット清掃が中心の場合は、多少重くても吸引力が強いモデルを選んだほうが良いでしょう。
用途によって「軽さ」と「性能」のバランスを考えなくてはなりません。
重量バランスと操作性を確認する
重量バランスと操作性も、見逃せないポイントと言えます。同じ重量でも、重心の位置によって使いやすさが大きく異なるからです。
とくにコードレス掃除機では、手元にバッテリーやモーターが集中している機種も。その場合は長時間使用すると、腕や肩への負担が増します。
※できれば実際に触り、動かしてみるのがおすすめです。
軽量化されたモデルやコードレス掃除機を検討する
軽量化されたモデルやコードレス掃除機は、近年とくに人気が高まっているジャンルです。
持ち運びがラクで、階段や家具周りの狭い場所でも使いやすいモデルが増えてきました。
ただし軽量化された分だけ、吸引力やバッテリー性能が犠牲になっている場合も多いです。
事前にスペックや口コミをしっかり確認してみてください。
コードレスは連続使用時間で選ぶ
コードレス掃除機を選ぶ際は、連続使用時間が非常に重要なポイントです。バッテリー駆動のため、稼働時間が短いと掃除が中断されてしまいます。
そこで以下の基準を参考に、コードレス掃除機を吟味してみましょう。
- 必要な連続使用時間を考慮する
- バッテリー性能と充電時間を確認する
- 予備バッテリーや交換可能なモデルを検討する
詳細な選び方について、詳しく解説していきます。
必要な連続使用時間を考慮する
もっともかんたんなのは、必要な連続使用時間を考慮すること。例えばワンルームや小さな部屋を掃除する場合、10~20分程度の稼働時間で十分です。
複数の部屋や広い家を掃除するなら、30分以上の連続使用時間がないと心もとないでしょう。
ここで注意なのは、吸引力を最大にすると稼働時間が短くなるモデルがある点です。スペック表の注意書きをしっかり見ておく必要があります。
まとめ
今回は、買ってはいけない後悔する掃除機について解説していきました。
この他にも家電製品にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。
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