NEWS
新着情報

マキタのバッテリーにある飛行機や雪マークなどの意味について解説します

ハンズクラフトのロゴ

ハンズクラフト西日本最大級の工具専門リユースショップです。

ハンズクラフト【工具専門】西日本最大級の総合リユースショップです。

当店は創業20年以上、工具・家電を中心に扱うリユース専門館です。お買取りした中古品を綺麗にメンテナンスして新たな価値を吹き込み、福岡・北九州地域を中心に沖縄や山口・広島まで9店舗を展開中です。各記事は工具専門のスタッフや、工具・家電の修理専門部門が監修・執筆しています。

皆さんはマキタのバッテリーに記載してある様々なマークの意味をご存知でしょうか。

たとえば、雪マークだったり、飛行機マークと呼ばれるものです。

ということで今回は、マキタのバッテリーに記載があるマークの意味について解説していきたいと思います。

マキタのバッテリーにある雪マークの意味について

マキタのバッテリーの中には、雪マークがついているバッテリーが存在します。

この雪マークの意味は、防寒仕様というわけではなく、「急速充電に対応」しているという意味になります。

これにはちょっとした理由があって、じつは新型の急速充電器が発売された際、従来までのバッテリーは急速充電に対応できない状況でした。

そこで急速充電器対応のバッテリーとそうではないバッテリーとの見分けがつくように「雪マークがついているバッテリーなら、急速充電が可能」という違いを明記したという経緯があります。

対応している急速充電器は、DC18RFという機種になっています。

そのため、全く同じ見た目のバッテリーでも、雪マークがついていないバッテリーも存在します。

雪マークがないバッテリーは従来型になるため、急速充電に対応していないバッテリーですので、中古品や旧モデル、また新品のバッテリーを購入される際にも注意が必要です。

マキタのバッテリーにある飛行機マークの意味について

マキタのバッテリーには、飛行機マークがついているバッテリーも存在します。

このマークは「新品購入時、充電を30%まで行っている」という意味を表しています。ではなぜ、こんなマークが存在するのでしょうか。

なぜ、わざわざこの表記を使っているのか、不思議に思ってしまいますよね。

実は飛行機へ持ち込む際、バッテリー関連の充電状態は30%以下に設定しなくてはならないルールがあるのです。

マキタのバッテリーも飛行機を使って輸送する際は、このルールに従わなくてはなりません。

そのため、新品のバッテリー購入時に未使用でもバッテリー残量的にも輸送可能か分かりやすくするために表示をしているようです。

余談ですが、もし電動工具のバッテリーを飛行機で輸送する場合は、飛行機へ乗せるために30%以下までの充電に抑える必要がありますので、注意しましょう。

HiKOKIのバッテリーにも同じようなマークはあるのか?

HiKOKIのバッテリーには、マキタのような雪マークや飛行機マークはついていません。急速充電に対応しているかどうか、充電が行えるかどうか適合表を見る必要があるでしょう。

例えばBSL1415を充電する場合、UC18YDL2を使えば15分でフル充電が可能です。

しかしUC18YKSLを使用した場合だと、およそ40分もかかってしまいます。充電はできるものの、適合表を見て自分で情報を探していかなくてはなりません。

また飛行機持ち込みのルールはHiKOKIも同様に守らなければならないので、なんらかの対応は行っているものと見られます。

ただしマキタのように飛行機マークで区別しているわけではなく、違う対策を整えているようですが、現状としては未対策のままのようです。

※2022年、執筆時点での情報

まとめ

今回は、マキタのバッテリーに記載してある様々なマークの意味について解説してきました。

この他にも電動工具については、もっと知っておきたいことがあります。

ぜひ、関連記事も読んで参考にしてみてください。

こんな記事も読まれています