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乾電池(アルカリ電池)とリチウムイオン電池やエネループとの違いについて解説します

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同じバッテリーでも乾電池とリチウムイオン電池があると思いますが、両者の「違いって何なの?」っと一度は気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なんとなく分かる知識でも、しっかりと学ぶことで新たな気づきがあるのが雑学ですが、今回はそんな雑学の1つである「乾電池とリチウムイオン電池の違い」について解説していきたいと思います。

乾電池とリチウムイオン電池の違いには、いくつかの主な違いがありますので、ぜひ、最後まで読んで参考にされてみてください。

乾電池とリチウムイオン電池の基本的な仕組みの違い

乾電池とリチウムイオンバッテリーの大きな違いは「使い切り」か「繰り返し充電が可能」かにあります。

これはご存じの方も多いと思いますが、乾電池のほとんどが使い切りタイプで、リチウムイオンバッテリーが繰り返し充電が可能です。

そして、この一度きりしか利用出来ない電池のことを一次電池と呼び、繰り返し充電が可能な電池のことを二次電池と言います。

ですので、乾電池とリチウムイオンバッテリーの基本的な違いとしては、「使い切りの一次電池(乾電池)なのか」、それとも「繰り返し充電が可能な二次電池(リチウムイオンバッテリー)」なのか?になります。

乾電池(アルカリ電池)とエネループの違いについて

ここまで読んだ方の中に、乾電池と見た目もほとんど同じなのに繰り返し充電が可能なエネループの存在が頭に浮かんだ方がいらっしゃるのではないでしょうか。

実はエネループは乾電池の仲間の一次電池ではなく、リチウムイオンバッテリーの仲間である二次電池に該当します。

エネループは、ニッケル水素充電池という種類のいわゆるバッテリーに該当する製品です。

電池の中にニッケル水酸化物と水素吸蔵合金を利用することで、繰り返し充電が可能になります。

ちなみに、電池とバッテリーの違いは繰り返し充電ができるかどうかの違いです。

乾電池とリチウムイオン電池の使い分けについて

最後に乾電池とリチウムイオンバッテリーの使い分けについて、簡単に紹介して終わりにしたいと思います。

電子機器の要求仕様によって使い分ける

電子機器の仕様書や説明書を確認し、推奨される電池タイプや電圧をチェックしてください。機器メーカーが推奨する電池を使用すれば、最適な性能を得られます。

使用頻度と消費電力によって使い分ける

電子機器を頻繁に使用し、大量の電力を必要とする場合、アルカリ乾電池やリチウム乾電池といった「高容量で大電流を供給できる電池」が適しています。

一方で時々使用する程度なら、低消費電力型の機器にマンガン乾電池を選択すると良いでしょう。

使用環境によって使い分ける

使用環境も考慮に入れましょう。とくに低温環境では、リチウム乾電池がアルカリ乾電池よりも優れた性能を発揮します。

屋外活動や冷凍庫内といった寒冷地での使用なら、リチウム乾電池が適切です。

長期保管の視点で使い分ける

長期の保管が必要な場合、アルカリ乾電池は自己放電が遅いので適しています。アルカリ乾電池は通常、5年以上の保管が可能です。

一方でリチウム乾電池は15年以上の長期保管が可能。コストや管理の手間を考え、どちらを選択するか考えて見ると良いでしょう。

環境への配慮によって使い分ける

環境への影響を最小限に抑えたい場合、充電池(リチウムイオンバッテリー)の使用を検討するのがおすすめです。

充電池は使い捨て電池よりも持続可能で、廃棄物の量を減らすのに役立ちます。

費用によって使い分ける

予算に合わせて電池を選ぶことも重要です。アルカリ乾電池は一般的にリーズナブルですが、リチウム乾電池や充電池は初期コストが高くなることもあります。

以上の要因を考慮して、使用する電子機器に最適な電池や乾電池を選びましょう。

まとめ

今回は乾電池(アルカリ電池)とリチウムイオン電池やエネループとの違いについて解説してきました。

バッテリーや電池に関する知識は、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

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