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ダイソンの扇風機のデメリットについて解説します

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スタイリッシュなデザインと「羽根がない」という画期的な特徴で、一世を風靡したダイソンの扇風機。

小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えるとあって、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、どんなに優れた製品にもメリットとデメリットが存在します。

ということで今回は、ダイソンの扇風機が持つ、意外と知られていない「デメリット」に焦点を当て、購入前に知っておくべきポイントを解説していきます。

ダイソンの扇風機の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。

ダイソンの扇風機の特徴

ダイソンの扇風機は、羽がない構造でとても有名になりました。また羽なし構造も含め、下記のような特徴も大きなポイントです。

  • 羽根なし構造による安全性とデザイン性
  • 多機能性と高い空気清浄能力
  • お手入れのしやすさと快適な使い心地

一般的な扇風機と異なり、独自の特徴を持つのがダイソンの扇風機です。それぞれ特徴について見ていきましょう。

羽根なし構造による安全性とデザイン性

ダイソンの扇風機における「羽根なし構造」は、安全性とデザイン性の両面で大きな特徴を持っています。

従来の扇風機と異なり、羽根がないのでスタイリッシュに見えるでしょう。実はデザイン重視というわけではなく、安全性も高いのが特徴です。

安全性

従来の扇風機は、回転する羽根が外部に露出しています。

そのため子どもが指を入れてしまったり、髪の毛や小物が巻き込まれたりする危険がありました。

しかしダイソンの羽根なし扇風機は、空気を動かすためのファン(羽根車)が本体内部に隠されています。外部からは見えません。

つまり指を挟む、髪の毛が絡まるといった事故がそもそも起きないのです。小さな子どもやペットがいる家庭でも、安心して使用できます。

「羽根なし」という表現を聞いて、少し不思議に感じる方もいらっしゃるでしょう。

実際には、空気を動かす小型ファンが内部に存在しています。「ユーザーが直接触れられる回転部分が全く露出していない」というのが正解です。

物理的な接触による怪我のリスクをなくしているため、非常に高い安全性を実現しました。

多機能性と高い空気清浄能力

ダイソンの扇風機は、単なる送風機にとどまりません。多機能性と高い空気清浄能力を兼ね備えている点が大きな特徴です。

構造から内部機能を工夫しやすく、プラスアルファの付加価値を付けられます。

一般的な扇風機と異なり、1台で複数機能が使えて年中活躍する…。パフォーマンスの高い扇風機と言えるでしょう。

多機能性

ダイソンの扇風機には、複数の機能を1台に集約したモデルが豊富に揃っています。

  • 送風
  • 空気清浄
  • 加湿
  • 暖房

たとえば「Dyson Purifier Humidify+Cool」や「Dyson Purifier Hot+Cool」は、空気清浄機能と送風機能に加え、加湿やヒーター機能も搭載。

季節や用途に応じ、1年中活躍する機能性を実現しました。

ほかにもオートモードやナイトモード、スマートフォンアプリによる遠隔操作といった、使い勝手を高める機能も充実しています。

空気清浄機能

ダイソンの扇風機は、高性能なHEPAフィルターや活性炭フィルターを搭載。PM0.1レベルの微細な粒子でも、なんと99.95%除去する能力を持っています。

  • 花粉
  • ハウスダスト
  • PM2.5
  • ウイルス
  • ホルムアルデヒド

上記のような空気中の有害物質をしっかりキャッチし、部屋全体にきれいな空気を循環させます。

さらに空気質センサーが搭載されているため、室内の空気状態を自動で検知。最適な運転を行えます。

空気清浄の適用範囲も広く、約25畳のスペースを1時間で浄化できるモデルも。送風だけではなく、空気清浄も行えるのは嬉しいポイントです。

お手入れのしやすさと快適な使い心地

ダイソンの扇風機はお手入れのしやすさと、快適な使い心地の両面から高い評価を受けています。

日々のメンテナンスが手軽で、常に清潔な状態を保ちやすいです。快適な風と使い勝手の良さを両立している点は、なかなか他社製品では見られません。

お手入れのしやすさ

ダイソンの扇風機は羽根やカバーがない構造のため、従来型の扇風機に比べて圧倒的に掃除が簡単です。

従来の扇風機は使っていると、羽根やカバーにホコリが溜まってしまいます。この掃除は非常に手間で、いちいち分解して拭き取るのも面倒でしょう。

しかしダイソンの扇風機なら、表面を乾いた布や柔らかいブラシで軽く拭くだけ。分解することなく、日常的なメンテナンスが完了します。

※空気清浄機能付きモデルの場合、フィルターは掃除ではなく定期的な交換が推奨。交換時期は本体のディスプレイや専用アプリですぐ確認できます。

加湿機能付きモデルは、どうしても加湿フィルターのお手入れをしなくてはなりません。

とはいえ本体のガイドやアプリに従って行えるので、迷うことなく作業できるのは嬉しい点です。

快適な使い心地

ダイソンの扇風機は、ムラのない均一な風を送り出す設計になっています。

従来の扇風機(とくにACモーター搭載のもの)を使っていると、「なんだか強い・弱い」と感じたことはないでしょうか。

どうしても羽根の設計やモーター制御がシンプルなので、送風が一定になりやすいです。(自然な風ではなく、あおがれているような感覚)

しかしダイソンの扇風機は、やわらかく自然な風を部屋全体に広げられます。長時間当たっていても、負担は感じにくいでしょう。

静音性にも優れており、就寝時や作業中でも音が気になりません。

さらにスマートフォンアプリからの遠隔操作や、空気の状態を可視化するディスプレイ表示も付属。

350°の首振り機能もついており、使い勝手を高める機能が充実しています。

ダイソンの扇風機の種類とその違い

ダイソン扇風機は、実は細かく見ると4つの種類があります。ざっくり表にまとめましたので、少し見てみましょう。

シリーズ名・機種例

涼風

温風

空気清浄

加湿

おもな特徴・用途

Dyson Cool(AM07など)

×

×

×

シンプルな送風専用モデル。価格も抑えめ。

Dyson Pure Cool / Purifier Cool(TP07など)

×

×

送風+空気清浄。タワー型や卓上型あり。

Dyson Pure Hot+Cool / Purifier Hot+Cool(HP07など)

×

送風+温風+空気清浄。オールシーズン対応。

Dyson Pure Humidify+Cool(PH03など)

×

送風+空気清浄+加湿。乾燥対策にも。

Dyson Pure Cool Me(BP01など)

×

×

パーソナルタイプ。ピンポイント送風。

機種ごとに細かな機能や適用畳数、スマホ連携の有無といった違いがあるものの、おもな分類は上記の通りです。

違いについて解説していきますので、特徴を押さえておきましょう。

涼風専用タイプ(送風機能のみ)

涼風専用タイプは、「Dyson Cool」シリーズが該当します。羽根がない独自の構造で、シンプルに涼しい風を送り出すモデルです。

空気清浄や温風、加湿のような付加機能はありません。その反面、価格が抑えられているので下記のような方におすすめです。

  • 初めてダイソンの扇風機を導入したい方
  • シンプルな機能を求める方

設置スペースもコンパクト。リビングから寝室まで、幅広い場所で使いやすいのが特徴です。

空気清浄機能付きタイプ

空気清浄機能付きタイプは、「Dyson Pure Cool」や「Dyson Purifier Cool」シリーズが代表的です。

送風に加えて高性能な空気清浄機能を搭載し、あらゆる有害物質を除去します。

  • PM2.5
  • 花粉
  • ウイルスを含む微粒子
  • 有害ガス

タワー型や卓上型、小型のパーソナルタイプ(Pure Cool Me)とバリエーションが豊富です。リビングから個室まで、設置場所や用途に合わせて選べるでしょう。

また空気の状態を液晶ディスプレイやアプリで確認できる機種もあり、部屋全体の空気をきれいにしながら快適な風を届けます。

温風・空気清浄機能付きタイプ(オールシーズン対応)

オールシーズン対応タイプは、「Dyson Hot+Cool」や「Dyson Pure Hot+Cool」「Dyson Purifier Hot+Cool」シリーズが該当します。

送風・空気清浄に加えて、ヒーター機能も搭載しているのが魅力です。

  • 夏は扇風機
  • 冬は暖房

上記のように、シーズンを問わず1年中使えます。

空気清浄機能付きモデルは、部屋の空気をきれいに保ちながら温度調整も。季節を問わず、快適な室内環境を実現します。

また広い空間にも対応できる、パワフルなモデルが多いのも特徴です。

加湿機能付きタイプ

「Dyson Pure Humidify+Cool」シリーズは、送風・空気清浄・加湿の3役を1台でこなします。

乾燥が気になる季節や、空気の質を重視したい方におすすめです。

  • 花粉対策
  • ウイルス対策
  • 肌や喉の乾燥予防

季節ごとにありがちな湿度の問題にも役立ちます。加湿機能も自動制御されており、手間なく快適な湿度管理が可能です。

一般的な扇風機との違いについて

ダイソンの扇風機と一般的な扇風機のおもな違いは、下記の4点です。

  • 構造
  • 機能
  • デザイン
  • 使い勝手

結論からまとめると、一般的な扇風機は「シンプルでコストパフォーマンス重視」、ダイソンの扇風機は「安全性・多機能性・デザイン性重視」という違いがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

一般的な扇風機の特徴

一般的な扇風機は、外から羽根が見える構造です。モーターで羽根を回転させ、直接風を送ります。

羽根の枚数や形状によって風の質や音が異なり、種類も非常に豊富。

弱・中・強の段階的な風量調節や首振り、高さ調節、タイマーといった基本機能が搭載されています。

一般的な扇風機に使われるACモーター搭載モデルは、価格が手頃で操作もシンプルです。

しかし近年では静音性や省エネ性に優れた、DCモーター搭載モデルも増えてきました。モーター制御が緻密な一方で、外見や基本的な機能は変わりません。

ダイソンの扇風機に見られる違い

ダイソンの扇風機は、羽根が外から見えない「羽根なし構造」が最大の特徴です。そしてただ羽根がないだけではありません。

エアマルチプライアーテクノロジーと名付けられた仕組みにより、吸い込んだ風を増幅。

ムラのない均一な風を送り出し、安全性とデザイン性を高次元で両立しました。

また空気清浄や加湿、温風と多機能モデルが多く、1年を通して使える点も大きな違いです。

お手入れのしやすさやスタイリッシュな外観、スマートな操作性も一般的な扇風機と一線を画しています。

ダイソンの扇風機のメリットとデメリット

ダイソンの扇風機はその特徴から、メリットとデメリットが確実に存在します。

購入前に自分の使用環境と合っているか、しっかり確認したうえで購入を検討しましょう。

メリット

ダイソンの扇風機には、ほかの扇風機にはない多くのメリットがあります。詳しくは下記のとおりです。

  • 安全性とデザイン性
  • 多機能性
  • 快適性と利便性

それぞれ詳しく見ていきましょう。

安全性とデザイン性

羽根が外部に露出していない独自で、高い安全性を実現しています。

小さなお子さまやペットがいる家庭でも、指を挟んだりケガをしたりする心配がありません。

また近未来的でスタイリッシュなデザインは、どんなインテリアにもなじむでしょう。いい意味で生活感を感じないので、グンとインテリアの質が高まります。

お手入れのしやすさも特筆すべきポイント。羽根やカバーがないため、ホコリがたまりにくくなっています。(掃除は表面を軽く拭くだけ)

多機能性

多機能モデルが豊富に揃っているのも、ダイソン扇風機の特徴です。単純な送風機能だけではありません。

  • 空気清浄
  • 加湿
  • 温風

1台で複数の役割を果たします。季節を問わず一年中活躍し、省スペースにもつながるでしょう。

快適性と利便性

独自のエアマルチプライアーテクノロジーによって、ムラのないやわらかい風を送り出します。長時間風を浴びても、体への負担もかなり少ないです。

静音性にも優れており、就寝時や作業中でも運転音が気になりません。

  • 最新のモーター技術による省エネ性能
  • リモコン・スマホアプリによる操作性の高さ
  • 空気質の自動検知や表示

利便性を高める機能も充実しています。

デメリット

ダイソンの扇風機には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも指摘されています。

  • 価格の高さとランニングコスト
  • 電気代と静音性
  • 風量や操作性

高機能・高性能である反面、物足りない部分が感じられるケースも多いです。デメリットを把握し、実際に選ぶ際の参考としてください。

電気代と静音性

電気代は高性能な分、一般的な扇風機やサーキュレーターより高い傾向です。長時間の使用や温風機能を利用した場合、電気代が気になる…という声が見られました。

■1時間あたりの電気代(目安)

  • ダイソンの扇風機(涼風)約0.17~1.24円
  • ダイソンの扇風機(温風)約10~30円
  • 一般的な扇風機(AC)約0.3~1.6円
  • 一般的な扇風機(DC)約0.1~0.6円

ダイソンの温風モードはヒーター機能を使うため、電気代が大きく上がります。

加えて最大風量時にはモーター音が大きくなりやすく、「思ったよりうるさい」と感じるユーザーも少なくありません。

最新モデルでは静音性が向上しているものの、音に敏感な方だと気になってしまう場合があるでしょう。

本当にうるさい?ダイソンの扇風機の騒音問題について

「ダイソンの扇風機はうるさい」という声があるのは事実です。しかしその感じ方や実際の騒音レベルは、モデルや使用状況によって大きな差があるでしょう。

初期のダイソン扇風機はモーター音が大きく、「普通の扇風機より音がうるさい」といった口コミが多く見られました。

※実際に筆者も初期製品を使用した際、うるさかったので購入を断念。一般的な扇風機のほうがはるかに静かでした。

とくに最大風量で運転した場合、寝室で使うと気になるという指摘も。しかしダイソンはその後改良を重ね、近年のモデルでは騒音が大幅に抑えられています。

最新モデルでは風量の強さによって、10~50dB台を実現。このレベルは、エアコンの室外機や換気扇と同程度です。日常生活に支障が出るほどではありません。

実際のユーザーレビューでも、低い風量設定ではほとんど音が気にならず、日常会話やテレビの視聴に支障がないレベルという声が多いです。

一方で風量を上げていくと、モーター音や風切り音が大きくなります。とくに最大出力時は、「換気扇と同じくらい」「ややうるさい」と感じる人もいるでしょう。

また従来の扇風機で聞こえる「風切り音」とは異なり、ダイソンは「モーター音」が主体です。慣れないと耳障りに感じることもあります。

音の感じ方は個人差が大きいため、気になる場合は実機で確認するのがもっともおすすめです。

まとめ

今回は、ダイソンの意外と知られていない「デメリット」に解説していきました。

この他にも電動工具や家電製品にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。

ぜひ、この他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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