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マキタのTD161とTD162のスペックの違いについて解説します

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まだまだ根強い人気を誇るマキタの充電式インパクトドライバーが、TD161とTD162です。

コンパクトながらトルクも強く、TD172Dにも引けを取らない性能を誇り、とくにTD162Dについては、14.4V機としては最新のモデルとなっています。

そのため、14.4V機を長年愛用してきた方が気になるのが、TD161とTD162の違いだと思います。

ということで今回は、TD161とTD162の違いに焦点を当てて解説していきたいと思います。

これからインパクトドライバーを購入しようかなと検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。

TD161とTD162のスペックの違い

TD161DとTD162Dの違いについて「全長」「重量」「トルク値」「機能の違い」「その他の違い」に項目を分けて、解説していきたいと思います。

ちなみに結論だけお伝えすると、TD161DとTD162Dの性能差は少なく、主な違いとしては「発売日」と「機能」に違いがあります。

まずは、全長について違いを比較していきますので、ぜひ参考にされてみてください。

TD161とTD162のスペック比較:全長の違い

まずはサイズ感です。

インパクトドライバーで大事なのは、ヘッドの寸法が短いほど細やかな作業が可能となるため、短いものの方が現場では好まれます。

TD161とTD162の違いは以下の通りです。

モデル

ヘッド寸法

TD161

116mm

TD162

114mm

見てわかるように、TD162では2mm短くなっています。

TD161とTD162のスペック比較:重量の違い(重量の比較)

続いて重量の比較です。

重量も、ヘッドの寸法と同じく軽い方が疲れにくく現場での作業では好まれます。それでは比較してみましょう。

モデル

重量

TD161

1.4kg (BL1460B装着時)

TD162

1.3kg (BL1460B装着時)

結果は、TD162のモデルが約100gほど軽くなっています。

100gでどこまで作業性がよくなるかは不明な部分はありますが、ネジ締めは正面だけではなく上下左右方向いろんな体勢で締めますので軽い方が現場では好まれます。

TD161とTD162のスペック比較:トルクの違い

続いてトルクの違いをみてみましょう。

トルクとはそのインパクトドライバのネジを締める力をいいます。一般的に高トルクをだせる機種の方が素早く確実にネジを締められます。

ただし、その用途によってはオーバースペックとなり、ネジを駄目にすることも多くなったりと扱いが難しくなります。

それでは比較をしてみましょう。

モデル

トルク

TD161

175n•m

TD162

175n•m

ご覧の通りTD161とTD162にはトルクの違いはありませんでした。

どちらのインパクトドライバーを使っても、同じトルクでネジ締めができます。

TD161とTD162のスペック比較:機能の違い

TD161とTD162には様々な機能が搭載されています。

以下の表は機能面での比較表になります。

機能名

TD161

TD162

ハイパワーブラシレスモーター

作業用モード

楽らく4モード

楽らく4モード

パワー切り替え

4段階

4段階

ゼロブレ

ワンタッチビット装着

打撃モード手元切り替え

防塵・防水

 

APT

LEDライト

左右2灯

左右2灯(ライトモード付)

見ての通り、機能には違いはありませんので、どちらのモデルであってもネジ締め作業については優位差がありません。

ですが、TD162Dの方はAPT対応機種となりますので、耐久性に優れていますのでよりプロ向きの仕様となっています。

また細かい部分でいえば、TD162Dの方はライトモードを搭載していますので、夜間作業や暗所での作業がより行いやすい仕様となっています。

基本的なスペックはここまで確認してきましたが、次に、その他の違いについて解説していきます。

TD161とTD162のスペック比較:TD161とTD162のその他の違い

先述した通り、TD161DとTD162Dの違いは性能的な部分では違いは見られず、主な違いとして「発売日」と「機能」に違いがあるとお伝えしました。

まずは発売について見ていくと、TD162Dの方が最新機種となっており、14.4V機としては最新のモデルとなっています。

  • TD161Dの発売日:2018年1月
  • TD162Dの発売日:2021年1月

こうして比較してみると、TD161Dの場合は7年以上前に販売されたモデルであることが分かり、すでに廃盤となっていることから、修理用の部品の調達が徐々にしづらくなってくる可能性があります。

一般的に生産終了してから約10年間は部品の供給が継続されることが多いですが、それも各メーカーの方針によってもばらつきがありますので、長く使いたい場合はTD161DよりもTD162Dを購入するほうがメリットも多いです。

ただし、TD162Dについてもすでに廃盤となっているため、こちらもいずれは修理不可となる可能性があります。

また、最後の14.4V機となる可能性もあるため、14.4V機である必要性がない限りは、18V機や36V機などの主流なラインナップへと切り替えたほうが、長い目で見るとメリットも多いかもしれません。

まとめ

今回は、TD161とTD162の違いについて、様々な視点から解説していきました。

マキタから販売されている14.4V機の最新のモデルはTD162Dとなっており、残念ながら今後、14.4V機の後継機が新しく発売される可能性は年々低くなっています。

また、この傾向はHiKOKIでも見られ、WH14DDL2も2015年に発売されたおり、こちらもHiKOKIの14.4V機の中では最新モデルとなっています。

そのため、14.4V機は今後、市場から姿を消す可能性が高く、これからのことを見越して購入を考える場合は、18機や36V機の購入も視野に入れたほうが良いのかもしれません。

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