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洗濯機の選び方や種類ごとの違い、購入時の注意点について解説します

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洗濯機を選ぶ際には、さまざまな要素を考慮する必要があります。

特に、家族の人数やライフスタイルに応じた容量、洗濯機の種類(縦型かドラム式か)、さらには設置スペースの確認が重要です。

最近の洗濯機は、洗浄力や省エネ性能が向上しており、機能も多様化しています。例えば、乾燥機能や自動洗剤投入機能を備えたモデルも増えてきました。

洗濯機選びは、単に価格やデザインだけでなく、日々の生活にどれだけ役立つかを考えることが大切です。自分に合った洗濯機を見つけることで、家事の負担を軽減し、より快適な生活を送ることができます。

ということで今回は、洗濯機の選び方や種類ごとの違い、購入時の注意点などについて解説していきます。

種類ごとのメリット・デメリットについても解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。

洗濯機の選び方について

洗濯機を選ぶ際に、ドラム式や縦型式、容量と言った項目で悩むことがあります。

そこで違いを理解しつつ選びやすくなるよう、それぞれの違いや見るべきポイントをまとめました。

基本的な違いを押さえておきたいなら、ぜひご紹介する内容を確認しておきましょう。

ドラム式と縦型の違い

ドラム式と縦型洗濯機の違いは、大きく分けて下記の5点です。

  • 洗浄方法
  • 乾燥性能
  • 水道代
  • 設置スペース
  • 価格

まず洗浄方法の違いを見てみましょう。ドラム式は衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」です。

一方で縦型は、「もみ洗い」を採用。汚れ落としにはもみ洗いのほうが有効です。

またドラム式は乾燥機能が優れており、うまく利用すれば干す作業が要りません。(一部乾燥に対応していない洗濯物を除く)

一方で縦型の乾燥機能は衣類が絡まりやすく、縮みや傷みが発生しやすいです。

省エネ性も大きな違いが見られます。ドラム式は少ない水量で洗浄できるため、水道代があまりかかりません。

縦型は大量の水を使う方式になっており、水道代はかさむ傾向です。

設置スペースと価格についても見ていきましょう。ドラム式はサイズが大きめで、価格も高め。その分、多機能で高性能です。

縦型はコンパクトでリーズナブルとなっており、一人暮らしや狭いスペースに適しています。

表も作成しましたので、比較する際にご活用ください。

 

ドラム式洗濯機

縦型洗濯機

洗浄方法

たたき洗い(衣類へのダメージ少)

もみ洗い(頑固な汚れに強い)

乾燥性能

◎ 高性能(ヒートポンプ方式)

○ 標準的(ヒーター方式)

水道代

◎ 少ない

△ 多め

設置スペース

△ 大きめ

◎ コンパクト

価格

△ 高価

◎ リーズナブル

ドラム式と縦型のメリットとデメリット

ドラム式と縦型のメリット、デメリットは次の項目で比較が行えます。

  • 価格
  • 設置スペース
  • 洗浄力
  • 乾燥性能
  • 節水性
  • 衣類へのダメージ
  • 使いやすさ
  • メンテナンス

少し項目数が多いため、詳しくは下記の表にまとめました。それぞれ比較してみましょう。

 

ドラム式洗濯機

縦型洗濯機

価格

高価(とくに乾燥機能付きは高額)

リーズナブルで購入しやすい

設置スペース

大きめで広いスペースが必要

コンパクトで狭い場所にも設置可能

洗浄力

衣類に優しいが泥汚れにはやや弱い

泥汚れや頑固な汚れに強い

乾燥性能

高性能(ふんわり仕上がる)

標準的(衣類が絡まりやすい場合もある)

節水性

少量の水で効率的に洗える

大量の水を使用する

衣類へのダメージ

少ない(生地を傷めにくい)

摩擦が多く、生地が傷みやすい

使いやすさ

洗濯から乾燥まで一貫して行える

洗濯後に干す手間が必要(乾燥機付きを除く)

メンテナンス

毛玉フィルターや槽内クリーニングが必要

比較的メンテナンスの手間が少ない

表からまとめると、ドラム式は下記を求める方に最適です。

  • 効率性
  • 利便性
  • 衣類への優しさを重視する場合

縦型は下記の項目を優先する方に向いています。

  • コストパフォーマンス
  • 洗浄力
  • コンパクト性

それぞれのメリット・デメリットにより、向いている方式が変わります。自分には何が合っているのかを上記の表で把握し、どちらが良いか判断しましょう。

容量の決め方

ドラム式と縦型の違いが分かったら、次は容量の選び方です。結論としては、下記2つの選び方で探してみてください。

  • 一人暮らしや夫婦のみの場合、小型の縦型洗濯機(5~7kg)が手軽で省スペース
  • 子どもがいる家庭や汚れものが多い家庭では、大容量モデル(8~12kg)が便利

さらに細かく見ていくと、人数かライフスタイルかの2種類があります。

例えば一人暮らしなら、5~7kgが適切です。一人分の洗濯物は1日あたり約1.5kgとされており、2~3日分をまとめて洗う場合に十分と言えるでしょう。

2~3人家族は7~10kgがおすすめです。とくに子どもがいる家庭は洗濯物が多くなるため、余裕を持った容量を選ばなくてはなりません。

4人以上の家族なら、10kg以上を選びましょう。一度に多くの洗濯物を洗えるので、時間や水の節約にもつながります。

ライフスタイルによる選び方としては、下記のとおりです。

  • 毎日洗濯する場合:家族人数に応じた容量で十分。(頻繁に洗濯するなら小さめでもOK)
  • 週末にまとめて洗う場合:通常より大きめの容量(10~12kg)を選ぶと効率的

必ずしも人数で決める必要はなく、洗濯の頻度によっても変わってきます。

ただしライフスタイルで選ぶ際、忙しいときは洗濯物が溜まってしまう傾向にあるでしょう。大きめのものを選んでおけば安心です。

あると便利な機能とそれぞれの違い

洗濯機を選ぶ際、あると便利な機能もぜひ押さえておきたいところ。

なぜなら自分に合った機能を選べば、快適性に直結するからです。意外と機能性ばかり優先してしまうと、快適性を二の次にしてしまいます。

ここでは代表的な5機能と、それぞれの特徴を解説しました。

液体洗剤・柔軟剤自動投入

液体洗剤・柔軟剤自動投入機能は、洗濯機が洗剤や柔軟剤を自動投入する機能です。

しかも洗濯物の量に応じて計量してくれるため、わざわざ計量する必要がありません。

使ってみると、意外と計量するときの手間が大きかったことに気付くでしょう。この機能付きの洗濯機なら、ただ洗濯物を放り込んでスタートさせるだけです。

さらにこの機能は、過剰な洗剤使用を防止。「少し多めに入れておこう」という癖がある人なら、とくに効果を実感するはずです。

洗剤ボトルを頻繁に取り出す必要もなくなるため、洗濯機周りがすっきりします。収納スペースも余裕が生まれるメリットも。

一方でデメリットも存在します。自動投入タンクは定期的な掃除が必要で、完全放置ができません。

※清掃を怠ると、洗剤や柔軟剤の通り道が詰まるおそれあり。

ほかにも、下記のようなデメリットがある点も知っておくと良いでしょう。

  • 自動投入機能は液体タイプ専用
  • 粉末洗剤やジェルボール型洗剤は非対応
  • 特殊用途の洗剤は手動投入(おしゃれ着用洗剤や漂白剤)

液体洗剤・柔軟剤自動投入機能は、共働き家庭や忙しい子育て世帯に最適です。また洗濯頻度が高く、効率性を求める人にも向いています。

一方で自分好みの洗剤選びや特殊用途(おしゃれ着・漂白)を重視する方なら、手動操作との併用を検討すると良いでしょう。

温水洗浄・温風洗浄

温水洗浄・温風洗浄機能は、水や風を加熱して使用する機能です。温度が上がるため、冷水では落としにくい汚れや菌を除去します。

  • 皮脂汚れ
  • 黄ばみ
  • 臭い

温水洗浄は、上記の原因となる菌の除去に効果的です。洗濯物をより清潔に仕上げたいなら、この機能を選ぶと良いでしょう。

例えば汗をかきやすい夏場や、部屋干しで生乾き臭が気になる季節は非常に有用。赤ちゃんの衣類、敏感肌の方にも安心感があります。

一方で温風洗浄は、衣類全体を温めながら汚れを浮かせる仕組みです。繊維の奥深くに入り込んだ汚れも菌も、効果的にアプローチできるでしょう。

この機能はまるで、「家庭用クリーニングマシン」を備え付けたようなもの。自宅で手軽にプロ並みの仕上がりを実現できる点が魅力です。

ただしデメリットもあります。

  • 温水や温風を使用するため、電気代が通常より高くなる
  • 衣類によっては、高温で洗うと縮んだり傷んだりする
  • この機能が搭載されると、価格が高めになる

頻繁に使用するとコストが気になる場合もあるため、必要な場面で使い分けると良いでしょう。

洗う素材は、ウールやシルクといったデリケートな素材を避けてください。

乾燥方式の違い(ヒートポンプ、ヒーター)

乾燥方式には、以下の2種類があります。

  • ヒートポンプ式
  • ヒーター式

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、事前に押さえておきたいところです。

まずヒートポンプ式は、空気中の熱エネルギーを利用して乾燥させます。温風の温度は60℃以下と低めで、衣類をあまり傷めません。

また電気代がヒーター式の約半分程度と、省エネ性能も高め。乾燥機能を毎日使う人には、とくにおすすめです。

一方で本体価格が高く、初期投資が必要な点はデメリットとなっています。

またこの方式はドラム式洗濯機にしか搭載されておらず、縦型洗濯機では利用できません。(2025年現在までのモデル)

ヒーター式は名称のとおり、ヒーターで高温の風を送り込んで乾燥させる方式です。温風を出す仕組みは、ヘアドライヤーをイメージしてみてください。

80~100℃程度の高温で乾燥させるため、タオルはカラッと仕上がり、ふんわり感が得られます。本体価格が安価で、軽量な点もメリットです。

ただし高温による衣類の縮みや傷みが発生しやすく、電気代や水道代が高くなる傾向も。(冷却水を使用する場合)

比較しやすいように、それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

 

ヒートポンプ式

ヒーター式

乾燥温度

低温(約60℃以下)で衣類を傷めにくい

高温(約80~100℃)で速乾性が高い

衣類へのダメージ

少ない(デリケートな衣類にも適している)

多い(縮みや傷みが発生しやすい)

仕上がり

ふんわりと柔らかく仕上がる

カラッと乾燥し、タオルは吸水性が良くなる

省エネ性能

高い(電気代が安く、環境に優しい)

低い(電気代や水道代が高くなりやすい)

乾燥速度

やや遅い(低温のため時間がかかる)

速い(高温で一気に乾燥できる)

本体価格

高価(初期費用が高め)

安価(比較的リーズナブル)

対応する洗濯機

ドラム式のみ

ドラム式・縦型の両方に対応

設置環境への影響

室温が上がりにくく快適

排気タイプでは室温が上昇することがある

メンテナンス性

複雑で手間がかかる場合もある

シンプルで比較的メンテナンスしやすい

どちらがおすすめかは、使用頻度や目的によります。乾燥機能を毎日使いたい場合や衣類へのダメージを抑えたいなら、ヒートポンプ式がおすすめです。

一方で乾燥機能をたまにしか使わない、初期費用を抑えたいと思うケースもあるでしょう。その場合はヒーター式でも十分対応できます。

簡易乾燥機能付き洗濯機

簡易乾燥機能付き洗濯機は、洗濯物を完全に乾かす機能ではありません。外干しや部屋干しの時間を短縮するため、衣類の水分を飛ばす機能です。

一般的な脱水機能に、風を送り込む機能をプラス。温風を使わないので完全には乾かないものの、取り込むまでの時間は大幅に短縮できるでしょう。

この機能の大きなメリットは、電気代や水道代が大きく抑えられる点です。ヒーター式乾燥機能と比べて、なんと3分の1ほどの電気代で済みます。

  • 本体価格も乾燥機付きモデルより安価
  • 部屋干し時に発生する嫌な臭いを軽減

一方でデメリットもあります。簡易乾燥機能は完全な乾燥を目的としていないため、衣類はやや湿った状態です。

その結果、シワがつきやすくなる状態は避けられません。デリケートな素材やシャツ類は絡まりやすく、取り出した際にアイロンがけが必要になる場合も。

また大物(シーツや毛布)の乾燥には不向きであり、洗濯槽内で回らないこともあるでしょう。

洗濯槽を高速回転させるため、音が大きく感じられる口コミもありました。集合住宅では、防音対策を考えなくてはなりません。

もし大量の衣類や大物洗いを行う場合、別途対応策(コインランドリー)を検討するとコストが抑えられます。

インバーター

インバーターとは、洗濯機のモーターを効率的に制御する装置です。モーターの回転速度を細かく調整し、省エネや静音運転を実現します。

従来の制御は、「オン・オフ」の二択でした。洗濯機では一定速度でしか動作できず、効率面ではあまり良くありません。

しかしインバーター搭載モデルは洗濯物の量や種類に応じ、最適な速度での運転が可能です。

必要以上の電力や水を使わず、効率的な洗濯が行えます。詳しいメリットも見ていきましょう。

  • 省エネ性能
  • 静音性
  • 洗濯物へのダメージ軽減
  • 高耐久性

モーターの回転数を調整すると電力消費を抑えつつ、夜間でも気にならない静かな運転が実現できます。

結果として洗濯物へのダメージを軽減する効果もあり、デリケートな衣類や高価な服を扱う際も安心です。

さらに部品への負担が少ないため耐久性が高く、長期間使用しても故障しにくい点が魅力。節水効果も期待できます。

一方で価格が高い点はデメリットとなるでしょう。インバーター搭載モデルは精密な部品を使用しており、製造コストは高くなります。

一人暮らしや洗濯頻度が少ない家庭なら、初期費用とのバランスを考慮してみてください。非搭載モデルでも十分に対応可能です。

まとめ

今回は、洗濯機の選び方について解説していきました。

この他にも家電製品にまつわる知っておきたい知識は、まだまだあります。

ぜひ、この他の関連記事も読んで参考にされてみてください。

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